明日は司法試験初日。中日を含め、5日間の長い試験日を過ごすことになる。自他ともに合格レベルに達していないと認めているのにもかかわらず、明日受験しに行くことに怖さを感じる。可笑しい話だ。「どうせ受からない。」と思っているなら気軽に行けばいいじゃないかといった声が聞こえてきてもおかしくはない。正しくその通りだ。気軽に行けばいい。来年の予行練習だと割り切って行けばいい。試験会場の本番の雰囲気、空調の状態、椅子や机の高さや肌触り、トイレの混み具合、答案用紙の筆の滑り具合、休憩時間の
社会生活の中で殆ど場合、期日や期限がある。試験の類も同様で、例にもれず司法試験も開始日が決められている。そして既に1週間を切った状態だ。どんなに実力が備わっていなくとも、無情なことに日程が後ろ倒しになることは、余程のことがない限り起こりえない。直前になって不安になったり、焦ったりしないように、計画性をもって日頃から勉強しておく必要があるのだろうが、誰もができるほど、そう簡単なことではないと思う。言うは易く行うは難しだ。 よく予備校講師などが「過去問を先ず解いてみて、そこ
大体数の予備合格者であったりロー修了生であれば、直前に迫る試験に向けて最後の追い込みをしていることだろう。不安や焦りがある中でも最後の気力を振り絞り、合格することを信じて頑張っているはずだ。しかし、私の実力を冷静に分析すると、情けない話であるが残念ながら到底合格水準まで至ってないと評価できる。間違いなく今年の本試験は来年のための予行練習に行くようなものになるだろう。気分は憂鬱だ。私以外の方でも同じような気持ちを持っている方はいるのだろうか。 今まで勉強をしてきてなかったわけ