紗愁
頭を空っぽにして、時折クスッとしてくれたら嬉しいです。
海外留学体験記、海外旅行の思い出に関する記事をまとめています。
映画や本について書いた記事をまとめています。一部ドラマやアニメもあります。
これってどうなの?と、あれこれ頭の中でこねくり回していることについて書いた記事です。
「中国と日本と韓国の関係は安定しているし、東アジアはすごく平和だよね」 エジプト人の友人を話していたとき、彼女はこのような旨のことを言った。東アジアというのは、他の地域から見れば関係の安定した、かなり平和な地域に映るらしい。 エジプトの情勢だって安定しているのでは?と思いつつ、実際に世界地図を見てみる。アフリカ大陸に位置し、北には地中海を挟んでヨーロッパがあることは知っていたが、よく見るとパレスチナに一部接している。アフリカ、中東、ヨーロッパの情勢に大きく影響される位置に
東京公演に行き、勢いのままシンガポールまですっ飛んで行くほど私を狂わせたバンド、白鲨JAWS。 本日11月15日中国時間14時頃、 ついに ついに 中国国内ツアーの第一報が出ました👏👏👏 彼らのホームである中国でライブに行くという夢がついに叶いそうです。思っていたより早くて動揺している。そして急である。 こちらに来てからイベント等の情報は追っていたけれど、なかなかタイミングが合わず、旅費と時間的にも厳しいものがあった。やはり彼ら単独で、ライブハウスでの公演に行きた
気づけば11月11日、ポッキー&プリッツの日である。こちらにもポッキーは売っている。中国版パッケージには百奇と表記されている。 こちらに来て3ヶ月目、1学期の折り返し。今日から中間テスト期間である。学生以来の言葉の響きに懐かしさを感じている。 授業の科目は4科目だが、1つの科目だけテストが2種類(リスニングとスピーキング)に分かれているため、テストは全部で5つある。1日1つテストがあるが、どうせならまとめてくれてもいいのになあと思いつつ、テスト勉強に励んでいる。 テスト
数年前に中国へ短期留学をしたとき、ちょうど「千と千尋の神隠し」を上映していた。映画館で観たことがない作品であり、中国語吹替にも興味があった私は、上映館を調べて地下鉄を乗り継いで観に行った。 チケットはオンライン予約が可能であるが、そのまま決済まで行うシステムのため、中国の電話番号や銀行口座がないとできなかった。オンライン予約システムに表示される破格な割引価格を羨ましく思いつつ、泣く泣く現地で100元を払ってチケットを購入した。ちなみに当時のレートは1元=15円ほどだったと記
9月初旬、早朝6時。もう何度訪れたかわからない羽田空港を、今までにない量の荷物(スーツケースを大小1つずつ、ボストンバッグ、リュックサック)を持って歩いていた。向こう1年はここに来られないことに一抹の寂しさを感じつつ、1年間海外で暮らすという高揚感もあり、不思議な気持ちだった。 と優雅に語りたいところだが、実際はかなり焦っていた。 中国東方航空のカウンターが見つからないのである。出発ロビーのある3階で、案内図を前に立ち尽くした。Sカウンター?上から下まで見てもない。そもそ
渡航から1ヶ月半、授業が始まって1ヶ月ほど経った。語学以外の選択授業も始まり、徐々にクラスメイトとも話す機会が増え、寮の同じフロアにいる他のクラスの友人や学部留学をしている他の留学生との交流も増えた。なかなか楽しくやっている。楽しすぎるあまり調子に乗って授業をとりすぎた気がしている。 授業スケジュールとしては1コマあたり90分の授業が1日2コマというのがベースである。ここに選択授業が加わる。選択のためとらなくてもいいし、複数選択してもいい。選択授業の内容は、書道や太極拳とい
語学留学とは、現地で語学を学び、文化にふれ、実体験を通して身につけていくものである。というのが、私の中にある印象だった。 実際に渡航して過ごしてみて、確かにそうだなあと思う部分とこれは難しいなあと感じる部分がある。 日本にはない多国籍な環境 こちらの授業はすべて中国語、先生も中国人。ここまでの条件の揃った語学教室は、東京であればある程度探せるだろう。 語学留学の面白いところは、クラスメイトが多国籍であることだと私は思う。中国留学ともなると距離の近さもあって日本人比率はど
中国に来て約1ヶ月が経った。国慶節のお休みも今日で終わりだ。 中国に来てすぐに中秋節の休暇があり、授業が始まってすぐに国慶節の休暇があったため、休みが多くまだフワフワした気分でいる。休み明けの明日からがいよいよ本番という気がする。 「年寄りのいいところは、驚かなくなることね」と『ハウルの動く城』でソフィーも言っていたが、海外旅行も何度か行って、社会人をある程度経た私には正直なところ目新しい発見や衝撃はさほどない。動揺しない分、わりと淡々と日々を過ごしている。 そんな私の数
5年前の建国70周年を記念して制作された映画《我和我的祖国》 愛国心がすごいなあと思うと同時に、チェン・カイコーを筆頭に精鋭の監督陣を集めただけあり、脚本や演出等映像作品としても完成度が高い。 https://www.youtube.com/watch?v=u9o0Co6E29M
国庆节快乐!今日は10月1日、中華人民共和国建国なので街の至るところに国旗が掲揚されている。しかも75周年という節目の年だ。 さて、渡航準備編もこれにて最終回。前回は留学準備で最も 複雑かつ最も重要なビザ申請についてつらつらと書いた。 今回は7月初旬に中国政府奨学金の選考結果が通知されて以降、ビザ申請と並行しながら7月~8月にかけて行っていたその他の準備について書いていこうと思う。個人的には留学準備に関する記事やブログを一番探しにくい部分であると思っている。 寮の確認と
突然の知らせにかなり動揺している。 『航海の唄』をFIRST TAKEで聴いたときの全く別物のような衝撃を今でも覚えている。小さい身体でギターをかき鳴らし、どこからそんな声量が出るんだと思ってしまうほど力強い声と、その声でまっすぐ伝わる歌詞。 「足りないものは足りないままで構わないよ 今から探しに行こう 強さはいらない 何も持ってなくていい 信じるそれだけでいい この先でどんな痛みが襲っても それだけが君を救うだろう さあ臆せず歩き出せ」 何も上手くいかなくてどうしよう
中秋節が過ぎ、授業が始まり、深圳の事件の衝撃が未だ残りつつも、今月の生活費が無事振り込まれたことで、やっと「奨学金で留学に来ている」という実感がわいた今日この頃である。 さて、前回の奨学金出願編に引き続き、渡航準備についても書こうと思う。長くなるので「ビザ申請」と「その他の準備」の2本の記事に分けることにする。 7月結果通知 3月1日に出願書類のアップロード作業をすべて終え、仕事の合間に中国語の勉強をしたり、中国映画を観たり、日中友好青年訪中団に参加したりして気を紛らわし
実は「蘇州を想う」とタイトルをつけたまま書きかけの記事があるのだが、投稿する前にまた悲しい事件があった。今度は深圳。なぜいつも日本人学校の子どもを狙うのか。 加害者は男で被害者は女と子ども。結局はどんなに恨めしい存在の中でも、恨みに一番近い者でなく自分よりも弱い者を標的にする。
好きな作品のグッズを思わぬところで見つけ、しかも割引されてたので買ってしまった。安くなってるし……と2つ買いかけたところを1つで我慢したのは偉い。 日本のアニメが好きな人が、日本に来たときの気持ちがめちゃくちゃわかる……
無事に中国に着き、数日が経った。到着して学校の手続きをし、寮の近辺を探検しつつ買い物をし、SIMカードを買ったり銀行口座を開いたりしていたら週末になった。まだ学校も始まらないため、中秋節明けまではのんびり過ごそうと思う。 ちなみにルームメイトはフランス人。中国語初心者のため、部屋ではもっぱら英語を使う。中国に来たというのに、英語を話している時間の方が多い気がする。 さて、入学手続きも終えて学生証も受け取り、正式に留学生の身分を手に入れたので、少し振り返って奨学金の出願のこ
家から最寄駅へ向かう途中に、昔からあるのだろうなと思わせる小さな八百屋がある。おじいさんが一人でやっていて、たまに近所の人とおしゃべりをしている。下町の情緒漂うお店である。 駅の近くには大きな商業施設が建ち、その中にスーパーマーケットもある。だから、この小さな八百屋に並ぶ野菜や果物を見ては、時々心配になるのである。心配しながらも、どうせならポイントがつく方がいいと、私も商業施設内のスーパーを利用してしまっていた。 ある日、出かける途中で通りかかると、桃が並んでいた。一つ百