すべては母のこの一言から始まった。 「珠城さんの退団公演を観に行きたい!!」 宝塚歌劇団月組前トップスター珠城りょうさん。 当時宝塚のことは殆ど知らなかった母だが(今では立派なヅカオタ)、スカイ・ステージで見かけた珠城さん主演の作品は全部好きだ、何とかして退団公演を観たいと言う。 タカラジェンヌとしての珠城さんを生で見られるラストチャンスと言われれば、ここで娘が一肌脱がぬわけにはいくまい。 足腰が弱い母なので、なるべくS席、せめてA席で観たい……ということで早
夜の帷に堕ちそうなところを必死に藻掻いている人のうめき声。(ドラマCD『序 -ハジマリ-』,『innovation』) 《序 -ハジマリ-》・誰が為に Side.K 過去と夢と現実が入り交じる第一話。 玄尉くんは元バンドメンバーたちともたくさん楽しい時間を過ごしてきただろうし、きっとずっと大好きなままなんだろうな、と想像する。 明るい未来の象徴としての「眩しい」と「うるさい」が悪夢の言葉になってしまっているのがつらい。 そして何度でも言うけれど、「なんで俺、曲作
灰原薬先生の『応天の門』既刊分(〜16巻※2023年3月5日時点)を2日間で読み終え、新刊が発売されるまでの狂しさを抑えている人のうめき声。中身は何もない。 好きなエピソード 1. 在原業平少将、門上に小鬼を見る事 導入が本当に……素晴らしい……場面の切り替えに緩急と強弱があって、わくわくを抑えられない。逆光の主人公は無敵です。 「平安京は門によって護られ 門によって隔絶された都市である」という説明文(?)が好き。声に出して読みたくなる。 第一話はまだキャラクター
ありがとうの気持ちを、ここに記しておきたい。 雪組公演『Fire Fever』S11 一つの愛。 トップコンビという概念を頭で理解しながらも、心ではよくわかっていなかった私の頬を打つかの如く、愛に溢れたデュエットダンスだった。 きらきら光る大階段、舞台上の隅々、広い東京宝塚劇場のすべてを使って表現されていたのは、紛れもなくひとつの愛だった。 広い空間いっぱいを使って、ふたりだけで、たった一つの愛。 会場を包み込むというより、むしろ手のひらで温めているような
1年ほど前から密かに憧れていた方に、アイコンを描いて頂けることになった。 Twitterにてフォロー&RTをした方のうち抽選で10名様にアイコンを描きます、という企画があり、喜び勇んで参加したら、なんと当選したのだ。 まさか当選するとは露と思っておらず(私がRTしたときには既に100RTを超えていた)、夢かと思い一度Twitterの画面を閉じた。 1日経っても、1週間経っても、当選者リストには私の名前があった。夢ではなかった。 悩んだ結果、依頼したのは振袖姿の女
TOKYO MX 2022/9/25初回放送の宝塚カフェブレイク・鳳月杏さん回を見た人が何かを喚いている様子をまとめたもの。 ※とてもネタバレしています。 ・好きな駄菓子→「ふがし」 宝塚カフェブレイク様、ずっと思ってたけどこの質問の絶妙な意味のわからなさが大好きです。 ちなつさんの「ふがし」の言い方が好き。必殺技みたい。 ・変身できるなら→「セーラー戦士です」 セーラー戦士という回答も「アァッ」案件だけど、その後の表情が尊すぎて崩れ落ちた。 メモを取るま
遠征予定だったが夢叶わず、配信を視聴した。 見る人で受ける印象や感想が違うのが顕著な作品なので、自分の感想をまとめておく。 実際に観劇したら、また違う感想になるかもしれない。その日が待ち遠しい。 ・ギャツビー:月城かなと ギャツビーは難しい役だろうな、と思っていた。 原作を読んだとき、私には結局最後までギャツビーがどんな人なのかいまいち掴めなかったのだ。 それが魅力でもあったが、演じるとなると何通りもあるギャツビー像の中から、ひとつ「これです」と観客に提示する
noteで、いくつか「好きなものを100個挙げる」記事を読んで、とても楽しかったのでやってみた。 100個というとなかなか大変で、それ故に、想像以上に面白かった。 1. Super Junior ファンになって11年目!いつも「面白い」を更新してくれる人たち。 2. 鳳月杏 好き!!!!!!!!!!!!(語彙力は失われた) 3. Lovelyz 私のお姫様たち。初めて握手をして、初めて目の前でサインをしてくれたアイドルグループ。 4. 山口百恵 好きになったの