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46万回のありがとう #352 アメリカに行くことになった奇跡

これはワタシが46万回のありがとうを言うまでの奇跡の記録。
352日目。

悲劇にするか喜劇にするか

ありがとうは436000回を超えてきた。
ありがとうチャレンジを開始して、もうまもなく1年経つけど、やはり絶好調の時はありがとうを忘れがちだ。

さて、先週末、賃貸マンションの天井から水漏れがあり、この1週間はてんやわんや。

しかし文句ばかり言っても仕方ないので状況を楽しむことにした。

というかむしろ実際のところ、笑うしかない状況だったのだが。

だって寝室からキッチンから玄関と水が滴って止まないし。原因わかる前の朝は、ザーッて水が落ちる音で目が覚めるし。

管理会社が置いていったのはペットシーツに大人用オムツ。オムツが無造作に置かれた状況に頭がついていかない。令和のカオス

こんな日常、なかなか体験できない。

いや、おいしすぎる。

だって50世帯あってウチだけに起こったハプニング。
もう選ばれてるとしか思えない。
水も滴るいい女というではないか(笑)。

モルタル剥き出しになった寝室はもはや廃墟。

振り返れば、ネパールで寝ている間にお金を盗まれた時もあまり落ち込まず「おいしい」と思った私はやっぱり変態なのかもしれない。

ともかく、そんな不便な状況さえ楽しむメンタル。
ハプニングにありがとう。

最初「わー!」ってなった時には、彼が

「そんな状況ならうちに避難しなよ!」

ってすぐ言ってくれたのが嬉しかったんだなー。

ネガティブな中にも必ずいいことある。
そしてそれは普通の状況下で起きるよりも100倍喜びが増す。

一体何を埋めたかったのか?

そんなこんなで寝室のベッドから荷物を全てリビングに移動する羽目になった。

捨て活でモノを減らしながらどうしても手付かずだった「クローゼットの物を一度全部出す」という作業。

物の数の把握をまずはすべきと、ミニマリストYoutuber達が言っていたのだがどうにもめんどくさかったのだが、、、

ここに来て強制的に出すことになった。

かくして、物たちが現れた。
すごい数だ。

気分が悪くなり始めたところで、ゴミ袋片手に不用品の選別を開始した。

今回の水漏れ事件では明らかにワタシ、得たモノが多い。物理的にではなく、こうした発見と自分の過去への振り返りだ。

ワタシは一体何を埋めたくてこんなに物を増やしてしまったのだろう。

ワタシが探していたのはなんなんだったのだろう。

人生好転の仕組み

物が減り、気分が軽くなると人生が周り出す。

捨て活はこの2か月ほどで始めたことだが、掃除(特に玄関とトイレは念入りに)をまめに、そして神棚の水を替えることを絶やさない。

そんなふうにしていたら、彼がいよいよ動いた。

今年のクリスマスはアメリカで一緒に過ごそうと。

ほのめかしは少し前にあったのだが、シングルマザーかつ正社員のワタシには超えねばならない壁がたくさんある。

まず、元夫に娘を頼まねばならぬ。

元夫も海外出張が多い輩である。実際、先日の父島旅行の際は娘を見るということをすっぽかされ、急遽母に頼まねばならなくなった。

元夫へLINEするも今回も既読スルー。
電話で話すのは嫌だ、もう今日返事なければ無理かもと思っていたら了解の返信が来る。
あれ?すんなり?

そして、次に仕事。

実は12月は1番忙しい月。
そんな中1週間以上抜けると言い出すこと自体に半端ないエネルギーが必要だ。昭和マインドが抜け切らん。

プライベートな事情を話さないと埒開かず、ダメ元で社長に言うと、

「良かったじゃん。」

あれ?またしてもすんなり。

ワタシ、なんだか拍子抜けしてしまった。
そうして仕事もクリア。

力を抜く

これらのドタバタの時に最終的にワタシが意識していたのは、力まないこと。ワタシが決めるというより流れに任せようと。

うまくいく時はたいがい何もしなくてもスルスルって行くものだ。

かくして航空券予約まで済んでしまったこの週末。

力を抜くとこうなるんだというのがわかった次第。
彼もご機嫌。ワタシも幸せ。
とは言え、この旅で結婚とかコミットされてるわけじゃない。それも含め、ワタシの人生面白すぎるなと一人にやける日曜日の朝。

読んでくださる方にありがとう。
スキくださる方にありがとう。
画像提供ありがとう。

ありがとうは言われた側にも徳が積まれていくそうです。



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