食への厚い壁

人は呼吸をするだけでお腹が空き、空いた瞬間に食料を食らう。多少の我慢はできるが、しすぎると体調を壊したり、もっと酷いと餓死をしてしまう。

「不便だ、植物みたいに光合成させろ。」

お察しの通り、私は今お金がない。本当に。
主な出費を3つあげるとしたら
交通費、交際費、食費。
私は今東京にいるため、当たり前のように電車賃がかかるためこれは削れない。交際費は友達との関係が切れてしまうために削れない。とすると、残されたのは食費。こいつは削れる。

だが何故か、何故か納得がいかない。何故苦しい思いをしてまで我慢しなくてはならないのか。
我慢しなければならない環境を作ることしかできない収支だからなのは承知している。
だがその事実に関して、今は割愛させてもらう。

最初に言った通り、私が言いたいのは、

「何故人間には光合成の機能がないのか。」

もし私たち人類を作った神々がいるとしたら、彼らは失敗した。それは、私たちに、光合成の機能、また、食料を食べなければ食べなくても良い体にしなかった事だ。別に食文化を馬鹿にしたいわけじゃない。

神よ、何故三代欲求に何故食欲を入れたのか。

もうめんどくさいから結論を言う。私がこの文を書いたのは、ただ食費がかかってしまう事にたいする不満の爆発だけではない。もう一つ、何故この世には美味しいものが溢れているのか。それなのに何故私は美味しいものが溢れているこの現実に対して壁を作らないといけないのか、だ。

それは全部自分のせい。この文章は、日本の素晴らしい食文化を自由に楽しむ力のない1人の人間の嘆きにしかすぎない。

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