
ヨガをやって良かったなぁと思うこと①生き方のヒントを一瞬の体感から得られた
★きっかけ★
32歳の時、ヨガを始めました。DVDで。
まだ小さかった息子が起きる前の早朝15分間。
始めたきっかけは、取れない疲れとむくみ。
朝起きた時、なんとなくダルイ。脚が重い。
マッサージに行っても解決しない。
そんな身体の状態
このまま老けていったら困る!
なんとかしなきゃ!
ちょっと危機感を抱いたから。
運動が苦手なのと
10代の頃に"推し"だったチバレイが
ヨガをやっていたのを思い出して、
なんとなくヨガ^ ^
1冊の本を2周して、次の本を買う。
それを繰り返して、1年間。
その後突然に、インストラクター養成講座を受講。
この時、分からないなりに
私は私のヨガに出会ったんですね。
★印象的だった体験★
「シャヴァーサナ・しかばねのポーズ」で
ほんとにしかばねになった(●´ω`●)
自分の身体のような、そうでないような感じ。
でもたしかに、意識はどこかにあって、浮遊したいる感じ。
なにものでもない自分
それを体感した感じでした。

★しかばね体験の意味★
当時の私は、仕事を一生懸命頑張ることで
じぶんの存在価値を確認する
そんな生き方をしていました。
だからその時
「なにものでもない私」がいたんだって事を"思い出した"ことは、とても大きかったんです。
仕事は、私の一部に過ぎない。
当たり前の事なのに、その時の私はほんとに
ほんとに分かっていなかったから。
じぶんの価値基準を
誰かからの評価(肩書きや成果、頼られることetc)だけに委ねると、ゴールがない。
不安だから、もっともっと・・ってなってしまう。
当時の私は、この状態に
むしろ充実感すら感じていたのかも。重症。
この生き方を続けていくことは
危険な事だっただろうと、後になって思います。
自分があるようで、ない。
自信があるようで、本当のところはない。
だから、周りとの関係性のちょっとしたことで、いつでも心が折れるリスクをはらんでいたと思います。とてもモロイ生き方ではなかったかと思います。
自分の期待している評価を得られない。
そのような場面は、生きていれば普通にあること。
評価はヒトが決めることだし、
それに理不尽な事というのは、どうしたってある。
そういう場面において、どれだけ
しなやかに
たおやかに
凛として
そして穏やかな心で過ごせるのか。
自分の存在自体に、安心していられるのか。
そういう力もまた
今の時代には特に
必要な生きる力なのかも。
俗に言う「自己肯定感」という言葉や定義は
あまり使いたくないけれど
本当の意味で自己を肯定していられることこそ
何よりの生命力だと思います。