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サイコ

わたしの生まれは、佐賀である。2016年に、錯乱して佐賀城のお壕に全裸で飛び込み、佐賀の肥前精神医療センターに二回目の入院をした。その時、お壕は凍っていた。

父親は、東京で仕事、母親はすでに亡くなっていたので、それぞれ、佐賀と福岡に在住の母親の姉妹がお見舞いに駆けつけてくれた。

その頃、わたしは統合失調症ということもあって、ヒッチコック監督の名画、「サイコ」のアンソニー・パーキンス状態に陥り(自分のことを母親だと思って、殺人を繰り返す)、自分のことを、実在する、中国語教師である「母親的な存在」だ、と自称していた。服も女性用の服を着ようと、婦人雑誌「VERY」を読んでいた。お見舞いに来た、叔母たちにも「VERY」を読ませ、「普段、読めないような雑誌を読ませていただき、ありがとうございます」と皮肉を言われた。ナースさんにも、女性用の服を着たい、と言っていたのだが、痩せなさい、と言われた。殺人こそ犯していないが、東京の病院に転院して、主治医の女医さんを、顔面を右フックで4発殴ったり、(ナースステーションの、男性を含めたナースに一斉に取り押さえられ、女性のナースから、「女の人を殴っちゃだめでしょ!」と言われた)その後も女性のナースさんの顔面を殴るなど、ひどいことをしてきた、と反省しております。主治医を殴った後、個室のベッドに縛りつけられ、回診に来た、主治医の部下の男性の医師に、「わたしはよい、ゆえに君は悪い」と申し上げたことも深く反省しております。「わたしは悪い、ゆえに君はよい」です。

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