
矛盾の根っこは矛盾しない
1人の天才も埋もれさせず育てよう
3人寄らば文殊の知恵という結束に根付いた社会を育もう
1%の個性を重んじ出る杭を打つような社会はダメ
99%の凡人が冷遇されている格差社会はおかしい
ときとして「個」は多を凌駕するものだもの
ときとして「多」は個を凌駕するものだから
子どもたちの個性を等しく尊重しろ
でも、わたしには個性がない
1%の勝ち組に学ぶYouTubeを漁るように閲覧し
99%のうちのオンリーワンでもよいと肩をなでおろす
1人の天才がいても追随する者がいなければ何事も成し得ないのか
凡人は何人集まろうが凡庸でしかないのか
個を重んじるということ、他の自由を侵害しないという知恵
和を重んじるということ、みんなで自由を創造するための知恵
集団に意思がないとき、強いリーダーシップは希望の光
創造的な集団には、リーダーはテゲテゲであってよし
言ってくれなきゃわからないよ
言われなくてもそのくらいわかってよ
◇
◇
◇
さて、同調を強要する圧力とは、なんだろう?
住みにくい空気とは、何がそうさせているのだろう?
それらの言葉を埋め合わせるかのように、繰り返される矛盾した2つの言葉と、矛盾しない2つのルーツ。
あるはずの本質をみること。いったいぜんたいわたしたちは何を主張し、何を得たいのだろう?
そこにあるのは積み重ねてきた長い歴史によるアプローチの違いだけなのに。もっともらしい批判と、ひどく強い語調と、誰かの輝かしい功績の影に潜むささやかな焦燥感。それらに惑わされると簡単に自分を見失ってしまうんだ。
大切なこと、あなたは何者でありたいか、見失わないでいてほしい。
りなる