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腐るお金・減価する貨幣から競争と共生を考える

今日も思いつきで、呟いています。

シルビオ・ゲゼルって言うおそらく歴史上はじめて、”減価しない” 貨幣の問題点を指摘したドイツ人実業家をご存知ですか?自然界のあらゆるものは劣化してゆくのにお金だけは不滅です。金利によってむしろ増えたりもします。この風化しない貨幣と腐ってゆく実物の矛盾を埋めるために、われわれは際限なく資源を消費し大量の商品を世に生み出し続けているのではないか。現代の貨幣制度や金利のしくみの行き詰まりを調べていると、このゲゼルという名にどこかで必ず行き当たります。

ミヒャエル・エンデの『モモ』もこのゲゼルの思想から着想を得ていると言われています。今日はそのエンデが企画した(であってる?)昔の番組を紹介したいと思います。エンデの遺言 〜根源からお金を問う〜

ゲゼル自体は地域通貨そのものには賛成はしていなかったようですが、この減価する通貨っていうのが結構昔から世界の各地域で地域通貨という形で実験的に存在していたのだってのには驚きました!

お金そのものに機能的な原理が組み込まれている。現代のお金はその根源に競争原理が組み込まれている。だから、もし、わたしたちが共生の社会を求めているなら、あるいはまた全く違う社会のあり方を求めているなら、違った原理をもった「お金」が必要なんだよ、って最後のコメントが印象に残った。

また、日本でもeumoっていう減価する地域通貨をつくる活動があるなんて最近知って、いろいろ調べてました。今更ながら以前noterのAnandBodhiさんが紹介してくれてたコメントを思い出していたり、リアルのお仕事で間接的にeumoさんの話題が出てきたりと、ほんとうに社会は繋がりの中で動いているのだと不思議な縁を感じていたところ。

なんかとりとめもないつぶやきww



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