手のひらの真ん中を、ひたすらに見つめて
今に在る
黒板に大きくそんな文字を書いた
迷い、悩み、試行錯誤して、行って、戻って、
うまくできたり、失敗してみたり、
それは存分になさればよい
ただ時折、、、
心が不安と恐れの湿気に曇るとき
思い出してほしい
今に在る
胸にくぐもるヌメリは想像力の生み出した実体のない影
肩書も評価も経験も過去に在る心が映しだす影
リスクも保険も奮闘も怠惰も未来に在る心が落とす影
その影はあなたにある無限の光明とその可能性を
ときとして遮ってしまうかも知れない
手のひらの真ん中をひたすらに見つめてみる
ただ在るという以外になにものもない
その虚無に果てしなく広がる恍惚に在れ
りなる