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audible あとがき

記事の音声ファイル化、2023年分まで完了しました!年ごとに10記事くらいピックしたいと思っていたので、45話、ほぼ想定通りの話数になりました!!(シリーズでまとめたものもあるので、記事数と話数は一致してないけど。)今年分は気が向いたらまた来年やります。ここでいったん区切りをつけたいと思います。

音で聞くのと文字で見るので、だいぶ印象が変わるなーというのも新たな気づき。印象っていうのは、わたしとしては特に気になるところ。。。よくりなるは男なのか女なのか聞かれる。わたしは自分が男性にみられるか女性にみられるかに興味がありません。むしろ意見が、性別、年齢、職業、学歴などによって色付けされてしまうことを嫌います。

学生のころ、フェミニズムについて授業があったんです。授業の一環で、全員が性別以外は秘匿にして「女性問題について」意見を書いた作文を書きました。男性は女性に向けて、女性は男性に向けて作文を書くのです。それを後日持ち寄ってみんなで読み合うという授業でした。

その作文にはとても斬新なものもあったし、家庭的なものや、単なる個人的な夢wみたいなものもありました。そのなかで、わたしが特に気になったのが生徒の姿勢です。「これは男だから言えることだよ!」と憤る女子w 「だから女は。。。」と脱力する男子ww 文章を書いた「個人」が見えないと、わたしたちはこれを書いたのが「男/女だ」という限定的なラベルに固執してしまう。概ね友好的な作文だったけれど、性別というフィルターを通しただけで、こうも極端に受け取られてしまうものかと驚いたのを今でも覚えている。

読む前から結果が定まってしまう。

これは哲学の授業だったと思うのですが、人間がいかに固定観念に縛られ、それをさまざまなラベルづけによって固定化しているのだと知るとてもいい授業でした。特にひとりひとりの顔がみえない場では、わたしたちは大雑把に割り振られたラベルによって、眼の前のものごとを見る前から結果を定めてしまう。

この意味で、音声ファイル化はちょっとしたチャレンジ!これまで記事や音声ファイルを通して、みなさんからいただいた反応や意見を糧にまたリアルでの活動にも力を入れていきたいと思います!

音声ファイルの生成自体もだいぶ慣れてきました。ボツ記事もいれると、50記事以上音声にしましたから。自動生成だとやっぱり部分的に違和感があるので、結局ほぼすべての文中のイントネーションを調整・編集しているのですが、だいぶコツがわかってきました。後半にいくほどに違和感が少なくなっているのではないかと思います。このコツもいずれ記事にできたら。。。

作業リスト(ボツになったものたち含む…)

前半はいろいろ試行錯誤しながらツールを使い分けたりしていたのですが、後半はCoeFont + Audacityの王道パターンで作っています。たまーにはいってる挿入曲は質の高い曲の多いBGMerを使っています。

こうしてみると個別のトピックで書きたいことは書いた気がするなー。次のステップは、この記事とこの記事を合わせると結論こうなるよね?みたいな複合的なつながりの観点を書きたいとずっと思ってはいるのだけど、それは今のnoteでは表現が難しそうだったり、その先は読み手に任せるでもいいなとも思ったり。今後noteでは何を書こうか改めて考えるいいきっかけにもなりました。

今回音声化した記事を並べてみました。


2023

・それは世界が色づく色彩のなかに (02:23)
・ゴクリと唾を3回飲み込む - 身体知のはなし (08:07)
・革命のプレリュード (08:02)
・「枯れた」システムと、計画的陳腐化 (10:15)
・村づくり、ナカマの再生 (22:23)
・それそのもの - 分別された世界のカタチ (04:13)
・組織づくりの未来図 (30:45)
・瞑想 (17:26)
・既得権益 - ○○世代がどうだとか言うけれど (08:55)
・人生の目標から自由になろう (13:05)

2022

・高い確率より確かなもの - リスクヘッジからみる持続可能性 (06:15)
・一万年の物語 - 遺さない智慧 (03:44)
・贈与と結び (08:08)
・見ているサカサマの景色 (01:44)
・社会規範→市場規範 (03:59)
・言語学習ってなんだ (17:03)
・ありんこ (00:49)
・一切皆苦 (05:31)
・快楽に生きよ (17:26)
・ルールはルールだからさ (15:27)

2021

・選択はいつも定まっている (01:13)
・現状維持にみる知性 (08:60)
・同調圧力とカミナリさま (09:46)
・わたしたちのストーリー (22:20)
・言葉を吟味したりさ (04:38)
・ただひたすらに観る (03:31)
・存在 (00:39)
・「生きる」の意味 (09:13)
・「IT業務アーキテクト」という新キャリア (33:03)

2020

・すべてを「交換価値」で判断する人々 (10:38)
・大樹に魅了されることなかれ - 小さきものの詩 (00:52)
・しない・をする (08:55)
・行動と静観のその間で (02:47)
・道徳の道徳はどうどう巡り (04:47)
・振り子は止まらない (01:21)
・愛ある家族と結婚のカタチ (45:34)
・正しい革命の起こし方 (10:27)
・仕事を「疎結合化」デキる人 (34:36)
・8時間の使い方と使う場所と、そして過ごす人と (09:18)
・白の世界 (02:11)

2019

・未来を想う (11:31)
・ひとつのケーキ (02:41)
・全体最適と消えた価値 (04:34)
・「仕事は楽しい」をあたりまえにする科学 (09:28)



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