見出し画像

自己紹介 part1

初めまして。産婦人科医のLicoです。
産婦人科医として女性医学中心に、
日々診療にあったっていますが、日々の診療の中で、
”この患者さんは西洋医学だけでは良くならないのではないか”
”これは病気以前の問題で、心の持ち方を変えないと一向に変わらないのではないか”
という患者さんを何名も見てきて、
・西洋医学だけでは限界があるということ
・もっと病気になる前にできることはないか
・心の持ち方が重要
という観点で、ヘルスコーチ、腸活、ヘルシーダイエット、東洋医学(漢方)、マインドフルネス などなど 統合的に患者さんを見ていきたいと思い、Noteを初めてみることにしました。
そもそも、私もここに至るまでに紆余曲折があり、自分の中でもかなり葛藤がありました。
今までの私は、自己犠牲を恐ろしいほどしてきました。
”今が苦しいのは、未来が良くなるため”
”私が我慢したら万事うまくいく”
と思い込ませて、苦行を耐え忍んでやっていましたが、
一向に辛い状況から抜け出せず、
常に自己反省をし、常に自分を責めていました。
だけど、それでは自分が苦しくなる一方で、
全然物事を楽しめていない、ということに気がついたんです。
そして、自分がこんな気持ちで他人を幸せにしようとしても、どうしても限界があるということにも気がついたのです。
”他人をよくしたい”という気持ちに全くの偽りはないけれど、
自分の心が荒んでいるのに、他人のことまで気持ちがうまく回らない、というのが本音でした。
何がうまくいっていないんだろう・・・
こんなに毎日頑張っているのに・・・
と悶々と過ごす日々を送っていました。
このような生活をしていると、デフォルト値はかなり低い域にあるので、何かさらに追い打ちをかけて辛いことがあると、容易に気分が落ち込み、あるときは、鬱寸前まで至ったこともありました。

そこで、常に人生を彷徨っていたわけですが、
本との出会い、マインドフルネスの学び、心理学の学び、新たな人との出会いを経て・・・徐々にですが、この状況から抜け出すことができてきました。
そこで、日々診療にあたって、以前の私のように、
心の持ち方から体の不調をきたしている方は、いくら病気を西洋医学で薬で治療しても良くならない、
”病気”だけの観点しか持たないのであれば、この患者さんは一向によくならない、
と気づきに至りました。
もしかしたら、以前の自己犠牲をしていて、自らが満たされていない状況の私では、このようなことは気づけなかったことかもしれません。

辛い症状を言う患者さんに、薬を出すのは簡単です。
ただ、薬を出せば良いと言うものではなく、
薬が切れたらまた同じ状況に戻ってしまいます。
場合によっては、薬の副作用が辛いからさらに薬を追加して、追加して・・・と薬漬けになる可能性ですらあります。
それでは、臭いものに蓋をして一時凌ぎにするのと変わりありません。

・もっと体の中から根本的によくしていきたい、
・西洋医学はもちろん素晴らしいが、そのほかにもいい方法・治療法があるで、それらをうまく組み合わせていきたい、
と強く思っています。

もちろん、私のベースも世の中のベースもまずは西洋医学です。
でも、それだけでは、人が良くなるにはどうしても足りない。

”病は気から”はあながち間違っていません。
“全ての病気は腸から始まる“ これは、現代医療の父であるヒポクラテスが残した言葉ですが、こちらも的を得ています。
古代にもうすでにこのように思われていたことに感銘を受けますね。

”根本から変化を起こし”、
病気になる前からアプローチし、
自分らしく生きれるようになりたいですね。



いいなと思ったら応援しよう!