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声で読まずに顔で読む
自分の書いたものでも他人のものでも、
原稿を読む時に大切なのは
「伝わる」こと。
レッスンの時は、聞く、だけでなく見ることも大切にしています。
例えば、
「こだわりのカカオを使った最高級チョコレートケーキをご紹介します。」
という原稿を読む時の顔。
多くの方が明るく読もう、としているのですが、どうしても棒読みになってしまう。
顔を見ると一生懸命なんだけど、
明るい声を出そうと努力しながらも、
顔の下半分しか動いていない。
上半分は緊張もあってか、ほぼ真顔なんです。
ある舞台俳優さんが「ダンスは体だけでなく顔でも踊る」とおっしゃっていたのを思い出しました。
そこで原稿も同じように「顔で」読んでもらいます。
具体的にはどうするか?
①この原稿に隠れている言葉を足します。
「皆さんこんにちは~!ん~甘~い香りっ♪今日はこだわりのカカオを使った、わーお!最高級チョコレートケーキ!!をうふふご紹介します」
②書き出した行間のコメントも全部読みます。
「皆さんこんにちは~!」と言うと自然と笑顔になるので、その顔をキープ!するとその後に続く「今日は」の音は、暗くなりようがありません。
③何度か②をやった後、気持ちや表情やテンションはそのままで、元の原稿に戻して読んでみます。
こうすると、たいていの方は自分がいかに無表情に読んでいたのかに気づきます。もちろん、そこからどう言葉をかたまりにしていくか、どこを強調するか、といったことはありますが、まずは顔を自由にしなければ伝える、という本来の目的に近づくことはできません。
普段のコミュニケーションでいえば、目を合わせる、ということだと思います。
真顔のまま目を合わせ続けると
生まれるのは恋かけんかのどっちかくらい(笑)。
日常ではアイコンタクトを意識するだけで笑顔が増えます。
笑顔になるだけで、誰かを嫌いになることが減るような気がします。
…まだまだ修行中ですが。
ぜひお試しください♪
(↑にっこりしながら入力してみたけど、言葉のエネルギー上がるかな。)
それではまた。