新人さん、あなたの笑顔は灯りです。
おはようございます。
ゴールデンウイークが終わり、
いよいよ本格的に始動、という感じですね。
4月に伺った新人研修も、1か月後のフォローアップのタイミングになりました。
この時期にいつも思い出す新人さんがいます。
4年前、その新人さんに会いました。
仕事なのにワクワクしているのが笑顔から伝わってきます。
大好きな仕事につけた、という喜びがあふれていました。
分からないながらも一生懸命に対応する、
年長の方には大きくうなずき、何度もフォローする。
上司や先輩に確認し、丁寧に返答してくれる。
ベテランの人に対応してもらうよりは
確実に時間がかかっているに違いないのに、
待っている人も嫌な顔をしていません。
その新人さんの笑顔についつられて、
柔らかく口元がほころぶ。
人は2つの感情を一度に持つことはできないといいます。
口元がほころんでしまうと、
「んもう、遅くて腹が立つ!」という感情を持てないようになっているんだそうです。
もちろん私もいつもより時間をかけて用を済ませたのですが、
イラっとするどころか、「頑張れ!新人さん!」と
心の中でガッツポーズをしながらその窓口を離れました。
何度も行っているその窓口が
この日はいつもより明るく見えたのを覚えています。
1年ほどたって同じ窓口に行ったところ、
その新人さんは変わっていました。
誤解を恐れずに言うと、別人のようになっていました。
てきぱきとオペレーションはしているものの、
笑顔は消え、お客様と目を合わせるのも最低限。
決して無愛想ではないのですが、
あの1年前の、
あふれるような仕事への喜びは伝わってきませんでした。
やりがいって何だろう。
あの新人さんから笑顔を奪ったのは何なんだろう。
上司や先輩が
新人さんのあの笑顔をもっと大事にしてあげれば…。
そんなことを感じながら窓口を後にした私。
新人さん、連休明け、本調子になれないかもしれません。
ぜひちょっとだけ笑顔を意識して
笑って働いてください。
新人さんの笑顔は周りを幸せにします。
スタートをしたばかりの人、の笑顔は
周りを明るく照らすんだと思います。
1年たって笑顔が消えた新人さんの話には
続きがあります。
私は何もわかっていなかったってことです。
また次回。