見出し画像

Lichterの使用方法の解説②


はじめに

前回の記事ではLichterの会員登録時の注意点、特に「専門分野」の違いによって、どのようなスキルがスキル診断クイズで測定されるのかについての詳細について解説をしました。

今回は、いよいよLichterのスキル診断クイズを受講するためのワークアウト機能について解説を進めていきます。

Lichterのワークアウトのカテゴリ(診断スキル対象)

まず、ワークアウト自体の解説に進む前に、ワークアウトのコンセプトについての解説をしておきます。

初回の記事でも説明したのですが、Lichterのコンセプトは「エンジニアに必要とされるスキルを評価する」ことなので、ワークアウトもそれを意識した構成になっています。

具体的に説明すると、ワークアウトでスキル診断の対象となる項目は以下の項目があり、それぞれの観点について解説していきます。
今のところ「専門知識」に関するクイズ以外は、どのエンジニア専門分野でも共通のクイズが出題されます。

  • 専門知識:前回の記事で解説を行った、会員登録時に選択した「エンジニア専門分野」の内容を確認するようなスキル診断クイズが出題されるようになります。専門知識に必要とされるスキルをカテゴリ分けし、そのカテゴリーごとにスキル診断クイズが出題されます

  • アルゴリズム:「文字列・配列」「ソート」「木構造・グラフ」「再帰」「動的計画法」の分野からアルゴリズム・データ構造の理解に関して確認を行うようなコーディングに関するクイズが出題されます。

  • アーキテクト:どのようにシステムの設計を行うかという観点から、システムアーキテクチャに必要な知見について幅広い角度で出題を行います。アルゴリズムがエンジニアのコーディング力を測定するものならば、アーキテクトではエンジニアのシステムの構築力を測定する内容になっています。

  • IT基礎:サーバ、ネットワーク、セキュリティ、PC操作等、どのエンジニアも共通で備えていなければいけないITの基礎知識に関するクイズです。IT基礎知識を復習したい場合におすすめします。

  • ビジネス:こちらは、エンジニアのためのクイズという訳でなく、社会人として当然備えているべきビジネスの素養についての一般的なクイズになっています。社会人としての一般常識を確認したい時におすすめします。

エンジニアとしてのスキルを高めていきたいという目的であれば、「専門知識」および「アルゴリズム」を中心にワークアウトに取り組んでいただくのが良いかと思います。

スキル診断クイズについて

それでは、本記事の話題の中心であるLichterのワークアウト機能について解説をしていきます。前述の通り、ワークアウトは各カテゴリ毎にユーザのスキルを測定するためのスキル診断クイズを出題します。各カテゴリの中で特に必要とされるスキルを5つピックアップし、それに関連するクイズが出題されます。

スキル診断クイズは具体的には、ユーザが簡単に取り組めるように以下のような4択問題で構成されており、一回のセッションで通常5題のクイズが出題されます。また、ワークアウトは一日に一回のみ取り組むことができます。

Lichterは「スマホ一つ、1日5分でエンジニアのスキルを高めることができるWebサービス」ということをコンセプトにしているので、スキル診断クイズはスマホから簡単に取り組めるように設計されています。

4択問題は、都度回答をするたびに正誤判定がなされて、どのクイズが正解か不正解だったかはすぐに確認することができます。また、スキル診断が終了した後にも結果のサマリが表示されます。問題は前に戻ることはできないので、解答の選択は慎重に行ってください。

ここで特に強調しておきたいのは、「アルゴリズム」カテゴリに関するクイズで、こちらはコード中の空欄の穴埋めを行ったり、コードの実行結果を予測したりする構成となっています。他の競技プログラミングサイトのようにPCを起動して実際にコーディングを行わなくとも、効果的にプログラミングスキルが測定できる点です。

そのため「アルゴリズム」カテゴリはコーディングスキルの測定をしてみたいけど、実際にコーディングを行うことを身構えてしまうユーザや、日々気軽にコードに触れていたいユーザ等にはおすすめできる機能なので、是非気軽にコーディングクイズにも取り組んでみてください。

ワークアウトの進捗について

日々、ワークアウトに取り組んで行くと以下のようにスキル診断クイズの正答率に従って、ユーザの分野毎のスキルが可視化されていきます。


これによって、ユーザはどのスキルが得意分野で、どのスキルが苦手分野か等を把握することができるようになります。
また、「過去のワークアウトの成績を見る」ボタンをクリックすると、今までのクイズの正誤状態を確認することができます。

定期的に過去のワークアウトの成績を確認し、自分の強み、弱みを把握されることをおすすめします。
現在は既に終了したクイズを確認する機能や、クイズの正解の解説を表示する機能は無いですが、今後、要望次第ではそういった機能を実装することも視野に入れるので、是非要望はお伝えください。

ワークアウトを日々取り組んでいくと、以下のようにゲージがあがっていきます。


このゲージが100%に達すると、表示が以下のようにかわり「スキル診断」を受けることが可能になります。

「ワークアウト」が日々の学習ならば「スキル診断」は言わばテストのようなもので、今までワークアウトを通して学習した知識を試す場になります。

スキル診断を受けると、次のステージに進んでワークアウトを継続することができます。

ステージが上がれば上がるほどスキル診断クイズの難易度も難しくなっていくので、是非継続してワークアウトに励んでください。

まとめ

今回は、Lichterの主要機能であるワークアウトについての解説を行いました。

ワークアウトは『スマホ一つ、1日5分でエンジニアのスキルを高めることができるWebサービス』というコンセプトで構成されており、「専門分野」と「アルゴリズム」のワークアウトがおすすめの内容になります。

特に「アルゴリズム」のワークアウトでは、競技プログラミングと異なって気軽にコーディングプラクティスを行う仕組みがあるため、コーディング力を高めたいユーザにはおすすめのコンテンツになっています。

ワークアウトは簡単に日々の進捗の確認と、振り返りができるようになっているので、是非、日々ワークアウトに取り組んで、スキルの強みを伸ばし、弱みを克服するように励んでみてください。

次回は「スキル診断」の解説を行います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!

Lichterの登録はコチラ↑↑↑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?