「自分のため」に頑張る
前回は「大切な人のために頑張る」という内容をしておきながら、今回は自分のために頑張るというお話をさせていただきます。前後編ではないですが一応前回の記事を貼っておきます。
矛盾してない?と思われるかもしれませんがむしろ「大切にしたい人」のために頑張るためには自分自身とも向き合う必要があります。前回の記事でも少しだけ触れているのですが、自分軸と他人軸の2つのモチベーションで仕事に向き合うのがおすすめというお話をしました。
今回の記事は仕事というよりはむしろ、自分と向き合い自分のライフプランを考えるヒントになるようなことを発信できればと考えてます。
自分が幸せじゃない奴は、誰も幸せに出来ない
この記事を書くきっかけになった考え方として「自分を幸せにできない奴は、誰も幸せに出来ない」ということです。お会いしたことがない人には少々わかりにくいかもしれませんが、僕は自他ともに認める「ギブの精神が強い人」です。
あまり自覚はなかったですし、狙ってやっている訳ではないですが、僕は周りの人に「自分のできることがあるならしたい」と子供の頃から思って行動をしていました。
その行動に自覚的になってからしばらくして思いましたが、「あれ?これって自分の人生を切り崩しているだけじゃない?」と。
「幸福な王子」という作品はご存知でしょうか。簡単にお話をすると自我のある像が自分の身についた宝石などを他者のために渡していくという話です。
ギブだけの人生というのは、他者に与えるだけ与えて自分は満たされないという状況だと思いました。そんな状況は長くは続かないのは想像がつくかと思います。
まずは自分が幸せになる
なのでまずは自分が幸せになり、幸せを他者しも与えていくという方が結果的に他者を幸せにすることに繋がっていきます。
そのためには自分の幸福になるための方法を探る必要があります。もっと具体的に話すと、自分の価値観を知ることが大事です。
それを簡単に見つけるためには現代社会における「3大欲求」を知る必要があります。
①生存欲求=衣食住をベースに生存するために必要な欲求
②承認欲求=他者から必要とされている事を感じることで満たされる欲求
③自己実現欲求=自分が達成したいライフプランを叶えていくことで満たされる欲求
基本的には①→②→③の順に満たされていきます。
別の言い方をするならば「マズローの5段階欲求」というものがありますが、わかりやすく①②③にまとめました。
そして自分が今どのフェーズにいるのかを考えることで自分の幸福度を理解することができます。
もちろん人間というのはそこまで簡単な生き物ではないので、例えば食欲がとても高く、グルメ好きという価値観もありますし、承認欲求を無視して自己実現欲求を満たすことを目指しても問題ありません(僕は承認欲求<自己実現欲求のタイプです)
他人のために貢献したことは、結局は自分のためになる
自分のために頑張るというのは悪ではありません。もちろん自分本位な人は成果を上げることは難しい場合がほとんどです。
僕は何も自分本位でいろ、自分のことしか考えなくて良いと言うつもりはありません。むしろ「人のために頑張る」と「自分のために頑張る」というのは両方とも必要なことだと考えています。
そして「他人のために貢献したことは、結局は自分のためになる」と僕は考えています。鬼滅の刃でも似たようなセリフがありましたね。
他人のために頑張る、つまり人への貢献こそが仕事であり、仕事を頑張ることで得られるものは自分に返ってきます。自己成長、他者からの評価UP、そして自分の収入アップ、それによって生活の充実など、自分に返ってくるものは意外と多いです。
ここで注意なのは誰のために頑張るか次第では自分のためにならないこともあるという事もあります。
いわゆるテイカーの人は他人が自分のために行動してくれるのが当たり前だと考えているので、自分へのリターンが少ない場合もあります。恩を仇で返されるなんて事にならないようにも誰のために頑張るのかはしっかりと精査して下さい。
しかし基本的には何かをしてあげると感謝の気持ちが返ってくるでしょうし、相手からの評価も上がり、信頼関係を気付ける事でしょう。そして自分が困った時に助けてくれる場合もあります。
人のために動くというのは「未来への投資」であり、自分の成長にもつながると考えれば結局は自分のためになっているのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?自分が幸せになり、関わる人にもギブを送る、その結果自分の人生が豊かになるということを意識して自分の価値観に合わせたライフプランを是非考えてみてください。
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