「自分で仕事を作っていく」という考え方
会社に勤めている方、個人事業主としてされている方、そして経営者として活躍されている方など様々な仕事をされている方がこの記事を見てくださっているかと思います。
こんにちは、僕は大阪でスタートアップ企業に勤めるDJです。
突然ですが仕事をしている方は2種類に分かれます。
「仕事を作る側」の人、「仕事を貰う側」の人という2種類です。
僕は仕事を貰う側でしたが、2024年は「自分で自分の仕事を作る」という感覚で行動する機会に恵まれ、今では「仕事を与えられる側」のマインドから、「仕事を作っていく側」のマインドにシフトしているところです。
そして「仕事を作っていく側」のマインドを育てていった結果、
僕がスタートアップで働くことになり、今では自分から仕事を考えて作り、
責任は自分が持つというマインドで活動をしています。
今回はそんな「仕事を作る側」のマインドを持つことで、
仕事が楽しくなるといった話をしていきます。
自分の役割を考える
これは僕がスタートアップ企業に入る前のお話。
今年度の初めに僕はプランナーとして務めていたマーケティング会社で、ある変化がありました。それは担当クライアントの商品が変更になったということです。
簡単に僕のしていた仕事を説明すると「お客さんの問題を解決する手法を提案し、お客さんが気に入ったら世に出る」というものです。
元々担当していた商品ではなく、また別の商品のご担当者さんとやり取りをすることになり、事実上の部署異動のような状況で今年度を迎えることになりました。
さらにその部署では仕事がなく、自分で仕事を作っていく必要がありました。
そこで真っ先に僕がしたことは「自分の役割を考える」という事です。
少し話がそれますが、日本人は自分の役割を全うするロールプレイング的な仕事の仕方に慣れているそうで、日本野球が強いのは「しっかりと役割が決まっているスポーツだから」だそうです。
※ロールプレイング=与えられた役割を演じること
皆さんも自分ごと化して考えてみて欲しいのですが、普段仕事をするチーム内で自分の役割を意識して仕事をされていますでしょうか。僕は仕事をする上での自分の役割は「提案の意思決定全般とお客さんのインサイトを引き出すこと」と設定しました。
「仕事を作る側」だから味わえる楽しさ
しばらくは自分の設定した役割を軸に仕事をしてきましたが、もちろん成功も失敗も数多く経験しました。それでも仕事を楽しいと思えた「1つの要因」があります。
それは「全て自分で仕事を決められる」ということです。
僕はそれまではほとんど降りてきた仕事をこなしていくしかありませんでした。
しかし自分で仕事を決められ、その内容と責任を自分で背負うという働き方は自分にしっくりきました。
何0→1で仕事を作り、しっかりと根拠を持ったうえで提案するということは難易度の高さもありましたが大きなやりがいに繋がりました。そして「自分がやらないと誰もその仕事をしない」という緊張感もスリルがあって面白かったです。
もちろん仕事を任されるだけで自分はいい、責任は持ちたくないという方もいると思いますが、1度は自分で仕事の全てを決められるという楽しさを味わってみて欲しいと僕は思います。
思えば仕事を自分で作らないといけない立場になるまでは仕事を「自分ごと化」出来てなかったんだなと感じました。続いてはそこを掘り下げて語ります。
「仕事を自分ごと化」するということ
「仕事の自分ごと化」というのがどういう事かというと、そのまま与えられた仕事を自分のことのようにこなすということです。言葉だけ聞くと当たり前のことのように思いますが、それが無意識のうちに出来ていない人がいるかもしれません・・・・かつての僕のように。
そして仕事を作る側でなくとも、その仕事を自分のことのように取り組むことは簡単にできます。
仕事を自分ごと化する3つのポイントは、
●一度与えられた仕事を疑ってみる
●思った事を積極的に意見する
●その仕事のために行動をする
の3つだと僕は思います。
一度与えられた仕事を疑うというのは例えば「こう仕事をして欲しい」と降りてきた仕事に対して、「こうすればもっと楽に出来るのでは?」と疑いの目を少しだけ持ってみるということです。
そこで見つけた疑いの目を元に試行錯誤をしてみると、その仕事の意味や効率的なやり方に気づくことが出来、より仕事が楽しくなります。
そして疑いの目を元に、思った事を意見してみてください。意見をすることで周りから「この子はしっかりと仕事のことを考えている」という評価になり、仕事がしやすい環境を作ることが出来ます。
そしてその仕事のために行動することで、同じく行動をしてくれる仲間を作り、チームを変えるきっかけを作ることができます。仕事の熱意というのは伝染し、それがより良い仕事をする事に繋がります。
そして3つのポイントを意識して仕事をし、成果を出すことで仕事に大きなやりがいを感じその仕事がもっと好きになるという正のスパイラルを味わうことが出来ます。
それの繰り返しが「仕事を作っていく」ということに繋がっていくのです。
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