見出し画像

飼いやすいペットは居ない。私がモルモットを描く理由

イラストレーターの小野りひと (@Licht0410) です。

私は、モルモットという生き物の存在とその魅力をイラストを通じて伝えていきたいなぁと常々思っていますが、決してペットとしてのモルモットをすすめているわけではありません。

たまに「モルモットって飼いやすい?」「なつきやすい?」とか言われますが、全くそんなことはないと思っています。

掃除するそばから排泄物を散らかすし、わがままいっぱい。おやつの時しか寄ってこないし、散歩をさせろと毎日アピールが激しいです。

ただ、全部のモルモットがこうではなく、本当に個体差が激しい生き物です。

画像1

でもかわいいし愛しい。そういう手間暇すらを「かわいい」と思えない人は飼ってはいけない生き物だと思います。

モルモットに限らず、飼いやすいペットなぞ存在しません。

可愛いだけでペットを飼ってはいけないし、お迎えするときは最低限その生き物がどんな生き物なのかを調べるのも義務だと思っていますし、終生を見届けるのが義務だと思っています。

それが出来ないなら絶対にペットをお迎えするべきではありません。

沢山たくさん悩んで、飼育書を揃えて、身の回りの準備だとかご飯、住まいを用意して、それからお迎えしてほしいです。

勿論飼ってからも、常にたくさんのことに悩んだり迷ったりするので、日々勉強と経験をしていくことになります。

個体差が激しいのはモルモットに限ったことではないので、どんな生き物も、「何がうちの子にベストなのか」を探し続けることになる覚悟もいるのかなと思っています。

画像2

私のグッズとかイラストを見て、かわいいと思ってくれるのはすごくうれしいです。

「かわいいけど、家では飼えないから、グッズだけでもそばに置いておきたいな」とか、そういう風に思えるようなものづくりを心がけています。

毎年開催しているモルモットパラダイスも、モルモットを飼っている人だけではなく色んな方に楽しんでほしいイベントになっています。

「昔飼っていた」「ふれあいで見るだけだけど好き」

そんな方々が楽しんでいってくれるのも本当にうれしいです。

モルモットの愛らしい見た目と生体の魅力を頑張って広めていきたいです。



いいなと思ったら応援しよう!

Licht/小野りひと:イラストレーター
*サポートの費用は、漫画制作の費用などの他、モルモットイベントの開催費用などに充てさせて頂きます。