【公式】Learning in Context~楽しい大人~

【Vision :楽しい大人】【Mission:学びの環境デザイン】 ▼https://learning-in-context.com ♯教育施設の環境デザイン ♯組織支援・活動支援のためのデザイン ♯自分たちが主役になる環境や発信のデザイン

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マガジン

  • LiCの『楽しい大人』

    【楽しい大人】をコンセプトに「学びの環境デザイン」をLearning in Context(LiC)が、乳幼児教育、たとえば保育園や幼稚園に関わる【楽しい大人】を訪ねます。子どもが学び、それ支える大人たちの働く環境に対する取り組みや想いを伺い、そこに隠れた工夫や楽しさを届けします。

最近の記事

生徒たち自身が想像以上の成長を生み出した探究授業の設計と結果を振り返る

代表の空田(そらた)です。ヤングダボスのOne Young World Japanの理事のお仕事で、福岡にある女子高の福岡雙葉高校にて半年間に及ぶ探究学習の授業を担当しましたが、彼女たちの成長に結構な衝撃を受けたので、プロジェクトの設計とその結果について振り返ります。 福岡雙葉高校は日本の名門校を紹介するTV番組「THE名門校」にも取り上げれられるような福岡を代表する私立女子高です。 今回担当したのはGlobal Leader(GL)コースの1年生約45人に対しての、2・

    • 子どもと大人が共に育ち合う場をつくりたい|想いをカタチにしていく新園立ち上げのプロセスを共に

      未来の担い手である子ども達の育ちの場の1つとしてある保育園。現場では、命を預かり人生の基礎となる乳幼児期を育む責任感、子ども達の言葉やしぐさに心が動き感動や成長の楽しさと真摯に向き合っている保育者が居ます。今回はそんな保育現場から「子ども主体の保育がしたい」「子どもの興味関心から始まる保育がしたい」「子どもと大人が共に育ち合う場をつくりたい」と心に軸を据えたメンバーが集まった新園立ち上げのプロジェクトをお伝えします。 ワクワクしていると主体的な行動が起きる「子ども主体の保育

      • 自分と日本文化を海外で発信する<動画制作プロジェクト> in 立命館宇治高校

        昨年に引き続き、立命館宇治高校IMコースの1年生、約50名を対象にオンラインで授業を実施しました。 「日本文化を紹介する動画の制作」が目標のプロジェクトです。 【昨年の取り組みはコチラ】 IMコースの生徒たちはカナダへの留学が控えています。 留学先に「日本文化」をテーマに制作した「動画」を持参することは、ホストファミリーや現地学生とのコミュニケーションを加速するツールにもなります。 また内省や自国理解を深める貴重な機会にもなります。 その取り組みの詳細をご紹介します!

        • 保育者の想いと環境をつなぐ|くらき永田保育園の実践(園長鈴木八朗)

          前回「楽しい大人」というテーマでお話を伺ったくらき永田保育園園長の鈴木八朗さん。園舎内は心地よい自然光が入り、職員が作った麦らのヒンメリや身近な自然物と様々な素材を組み合わせたオリジナルモビール、子ども達がお庭や散歩で出逢った自然物、多種多様なグリーンで彩られ、その場に居るとほっと何だか心が癒されていく。誰しもが自然体で居られるような空気感は、私がフィンランドの保育園で感じた感覚に似ていた。 異年齢で過ごしている幼児クラスの子ども達。各コーナーがありながらもそれそれのイメー

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        • LiCの『楽しい大人』
          14本

        記事

          住民と保護者、保育者が一体となって行う、子どもたちが育ちゆく環境づくり|たんぽぽ幼児教室

          今回お邪魔したのは、西東京市のひばりが丘団地内にあるたんぽぽ幼児教室。園庭で虫取りや泥遊びをしたり、園内外で平均台や遊具で身体を目一杯動かしたり、都内では日常的に体験するのが難しいのびのびとした活動を楽しんでいた。そして園内には保育者のほか、数人の保護者が集まってさまざまな話し合いや支援をしている姿が見られた。そんなたんぽぽ幼児教室の成り立ちや想いについて、同園を運営するひばりが丘団地自治会の幼児教室部部長の平賀千秋さんにお話を聞いてきた。 父母による子どもたちの健やかな成

          住民と保護者、保育者が一体となって行う、子どもたちが育ちゆく環境づくり|たんぽぽ幼児教室

          子ども主体の保育のために、子どもの日々の姿に目を向け、それを伝えあうことから生まれる柔軟な保育環境づくり|萩原真由美(レイモンド下高井戸保育園主任)

          「ねぇ見て!月が真ん丸だよ!」窓際にいた女の子が声を上げると、子どもも大人も窓際に集まってきた。これは今回訪れたレイモンド下高井戸保育園の取材中の一場面。外の月と子どもたちの様子から目を離すと、園内を案内してくれていた萩原真由美さん(同園主任)が部屋の入口あたりから透明の月が書かれたシートを手にして戻ってきた。横に目をやると別の保育者が月の絵本を机の上に広げ、数人の子どもがそれを囲っていた。冒頭の子どもの発言からものの数分の出来事だった。萩原さんは「いつもこんな感じです」と笑

          子ども主体の保育のために、子どもの日々の姿に目を向け、それを伝えあうことから生まれる柔軟な保育環境づくり|萩原真由美(レイモンド下高井戸保育園主任)

          子どもも大人も『自分でつくる楽しさ』の醍醐味を感じられる環境づくり|吉澤 隆幸(池尻かもめ保育園園長)

          四季折々さまざまな果実がなる園庭、その園庭につながる日差しの暖かなテラス、自分たちの手で大工仕事も行い年々進化しているという保育室、そのすべての場所で子どもたちの明るい声が聞こえるのは、世田谷区池尻大橋にある池尻かもめ保育園。年度替わりの4月上旬ということもあり、騒然とした園内を想定していたものの、想像をはるかに超えた穏やかな時間が流れていたことにとても驚いた。今回お話を伺ったのは、当園の園長であり、保育士資格を持ったアーティストの公演や講演、研修などを企画運営を行うキッズス

          子どもも大人も『自分でつくる楽しさ』の醍醐味を感じられる環境づくり|吉澤 隆幸(池尻かもめ保育園園長)

          「子どもたちの幸せの土台を作る」目指すのは英語を使った森の幼稚園のような居場所|松本阿里香(Brainglish Babyインターナショナル保育園)

          大阪市の谷町九丁目駅よりすぐのビル3階。生き生きとした表情でウォータービーズにまみれながら遊ぶ子どもたち。カナダ、アイルランド、ドイツなど9か国にルーツを持つ大人が子どもたちの活動を見守り、支援している。子どもたちは取材で訪ねた筆者には日本語で、先生たちには英語で、面白いと感じたことや発見したことを話してくれる。「子どもたちの幸せの土台を作り、自分の個性や強みを使って、世界を変えていける力を育んでいきたい」と語るのは、Brainglish Babyインターナショナル保育園代表

          「子どもたちの幸せの土台を作る」目指すのは英語を使った森の幼稚園のような居場所|松本阿里香(Brainglish Babyインターナショナル保育園)

          【大学生の学びとキャリアを接続する・前編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部

          私たちLiCは乳幼児教育施設の運営支援や学童経営を通じて、未来の社会を生きる子どもたちのためには、社会に「楽しい大人」があふれることが大切だと考えています。そのための取り組みの1つが、大学生へのキャリア教育です。これから社会に羽ばたいていく大学生が「楽しい大人」として生きていけるよう、立命館大学と取り組んだプロジェクトについてご紹介します。 本プロジェクトは、2020~21年にかけて、立命館大学スポーツ健康科学部の河井亨先生と協働し『大学生の学びとキャリアを接続する』をテー

          【大学生の学びとキャリアを接続する・前編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部

          保育園に関わる人々が、自然に主体的に関わりを持つための関係性のデザイン|鈴木八朗(くらき永田保育園園長)

          園庭の見える開放的な保育室の中で、卒園と進級を翌々日に控えた2~5歳クラスの子どもたちが「機関車ごっこ」という共通のテーマを持ちながら、線路の上を走る電車や切符屋さん、お弁当屋さん、踏切役まで思い思いにのびのびと遊んでいたのは、横浜市井土ヶ谷駅から10分ほど歩いたところにあるくらき永田保育園。以前より拝読していた『40のサインでわかる乳幼児の発達―0・1・2歳児が生活面で自立する保育の進め方(黎明書房)』の著者で、当園の園長である鈴木八朗さんを訪ねた。子どもたちを見守るまなざ

          保育園に関わる人々が、自然に主体的に関わりを持つための関係性のデザイン|鈴木八朗(くらき永田保育園園長)

          【大学生の学びとキャリアを接続する・後編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部

          私たちLiCが、未来を生きる子どもたちのために、社会に「楽しい大人」を増やしていくことを目指して取り組んでいる大学でのキャリア教育プロジェクト。 前編はプロジェクトにかける思いや、経緯、概要を紹介させていただきました。 後編の今回は、それぞれの取り組みの詳細な内容をご紹介していきます。 ▼授業実践:未来の社会課題から、自分のキャリアと学びを考える動画制作活動 2019年度の授業実践より【アセスメント基準の明確化】【テーマ設定の明確化】により、いかにして自分事化を推し進め

          【大学生の学びとキャリアを接続する・後編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部

          『創造性教育』の意義と向き合い方~人間本来が持つ意味を捉える力の育み~|水島尚喜(聖心女子大学教授)

          STEAM教育やアート思考など、教育やビジネスの分野でも「創造性」に注目が集まっている。世界の教育の中でも、デザインスクールなど人々の創造性教育が積極的に行なわれている。一方でAI社会の到来に向けてプログラミング教育なども本格的に始まっている中で、創造性が大切といわれている。筆者も創造性が大切だと思うかと聞かれれば「Yes」と答えるものの、それは一体なぜなのだろうと疑問を持った。そこで今回は小学校の図工の教科書の監修なども務める聖心女子大学教授の水島さんにお話を伺った。 人

          『創造性教育』の意義と向き合い方~人間本来が持つ意味を捉える力の育み~|水島尚喜(聖心女子大学教授)

          地域を子どもたちの学びと体験の場所にするために|永野仁也(いづる保育園京都四条園園長)

          畳が一面に敷かれた園内。いづる保育園京都四条園は0~2歳の子どもたち9名が過ごす小規模保育園。大阪上本町に姉妹園を持つこの園では、子どもたちの興味を出発点にして、その興味や関心にまつわる本物に触れる体験を大切にしているという。今回は同園の園長、永野仁也さんにお話を聞いてきた。 本物に触れる体験を目指して地域での活動場所を増やしていく地域での活動を意識しているといういづる保育園京都四条園、一体どんな活動をしているのだろうか? 「近くの警察署でパトカーを見せてもらったり、地域で

          地域を子どもたちの学びと体験の場所にするために|永野仁也(いづる保育園京都四条園園長)

          グローバル社会で活躍できるコミュニケーションスキルを育む|龍芳乃(GG International School代表)

          園内に入ると子どもたちもスタッフも次々に元気な声で「Hello」とあいさつをしてくれる。広く開放感のある園内では子ども同士も先生に対しても、子どもたちは流ちょうな英語でコミュニケーションを取っていた。森の中を思わせるブックスペースに、壁一面のボルダリング、英語で行なわれるアートやサイエンスの活動に使う棚いっぱいの道具など、ワクワク要素も盛りだくさん。そんなGG International Shcoolの運営を行なう代表の龍芳乃さんにお話を聞いてきた。 代表の龍芳乃さん(左)

          グローバル社会で活躍できるコミュニケーションスキルを育む|龍芳乃(GG International School代表)

          輝く子どもの未来のために、保育者自身が輝ける職場をつくっていく|梶山裕樹(園長|輝きベビー保育園 篠崎)

          美しい青い洞窟のようなエントランスをくぐり、2階に上がると、子どもたち、そして保育者の元気な声が聞こえてきた。縦に長い園内は用途ごとに可動扉で仕切られ、子どもたちがそれぞれの活動に集中できるよう工夫されている。今回お邪魔したのは「輝く大人で輝く子どもの未来を」を理念に掲げる輝きベビー保育園 篠崎。 「輝く大人」とは一体どんな大人なのか、そしてそれをいかに実現しているのか、園長の梶山さんにお話を伺った。 大人自身が自分の「得意」や「好き」を活かし、いきいきと輝いている姿を子ど

          輝く子どもの未来のために、保育者自身が輝ける職場をつくっていく|梶山裕樹(園長|輝きベビー保育園 篠崎)

          【高校での動画制作授業実践】【動画づくりを通じた学び方を学ぶ授業】”日本文化アンバサダー”動画制作プロジェクト|立命館宇治高校

          「学び方を学ぶ」をテーマに、動画づくりをする全4回のオンライン授業を実施しました。京都にある立命館宇治高校のIMコース1年生の総勢約70名との動画制作プロジェクトを振り返ります。 ▼授業概要①実施までのストーリー |留学先での日本紹介動画をつくりたい立命館宇治高校と私たちとのつながりは、昨年から始まった文部科学省「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」での拠点校と連携企業からスタートしました。昨年度は「全国高校生SRサミット FOCUS」のメンタ

          【高校での動画制作授業実践】【動画づくりを通じた学び方を学ぶ授業】”日本文化アンバサダー”動画制作プロジェクト|立命館宇治高校