【公式】Learning in Context~楽しい大人~
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子ども主体の保育のために、子どもの日々の姿に目を向け、それを伝えあうことから生まれる柔軟な保育環境づくり|萩原真由美(レイモンド下高井戸保育園主任)
「ねぇ見て!月が真ん丸だよ!」窓際にいた女の子が声を上げると、子どもも大人も窓際に集まってきた。これは今回訪れたレイモンド下高井戸保育園の取材中の一場面。外の月と子どもたちの様子から目を離すと、園内を案内してくれていた萩原真由美さん(同園主任)が部屋の入口あたりから透明の月が書かれたシートを手にして戻ってきた。横に目をやると別の保育者が月の絵本を机の上に広げ、数人の子どもがそれを囲っていた。冒頭の子どもの発言からものの数分の出来事だった。萩原さんは「いつもこんな感じです」と笑
「子どもたちの幸せの土台を作る」目指すのは英語を使った森の幼稚園のような居場所|松本阿里香(Brainglish Babyインターナショナル保育園)
大阪市の谷町九丁目駅よりすぐのビル3階。生き生きとした表情でウォータービーズにまみれながら遊ぶ子どもたち。カナダ、アイルランド、ドイツなど9か国にルーツを持つ大人が子どもたちの活動を見守り、支援している。子どもたちは取材で訪ねた筆者には日本語で、先生たちには英語で、面白いと感じたことや発見したことを話してくれる。「子どもたちの幸せの土台を作り、自分の個性や強みを使って、世界を変えていける力を育んでいきたい」と語るのは、Brainglish Babyインターナショナル保育園代表
【大学生の学びとキャリアを接続する・前編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部
私たちLiCは乳幼児教育施設の運営支援や学童経営を通じて、未来の社会を生きる子どもたちのためには、社会に「楽しい大人」があふれることが大切だと考えています。そのための取り組みの1つが、大学生へのキャリア教育です。これから社会に羽ばたいていく大学生が「楽しい大人」として生きていけるよう、立命館大学と取り組んだプロジェクトについてご紹介します。 本プロジェクトは、2020~21年にかけて、立命館大学スポーツ健康科学部の河井亨先生と協働し『大学生の学びとキャリアを接続する』をテー
【大学生の学びとキャリアを接続する・後編】「学び宣言」プロジェクト~動画づくりの授業実践から、卒業生座談会まで~ with 立命館大学スポーツ健康科学部
私たちLiCが、未来を生きる子どもたちのために、社会に「楽しい大人」を増やしていくことを目指して取り組んでいる大学でのキャリア教育プロジェクト。 前編はプロジェクトにかける思いや、経緯、概要を紹介させていただきました。 後編の今回は、それぞれの取り組みの詳細な内容をご紹介していきます。 ▼授業実践:未来の社会課題から、自分のキャリアと学びを考える動画制作活動 2019年度の授業実践より【アセスメント基準の明確化】【テーマ設定の明確化】により、いかにして自分事化を推し進め
【高校での動画制作授業実践】【動画づくりを通じた学び方を学ぶ授業】”日本文化アンバサダー”動画制作プロジェクト|立命館宇治高校
「学び方を学ぶ」をテーマに、動画づくりをする全4回のオンライン授業を実施しました。京都にある立命館宇治高校のIMコース1年生の総勢約70名との動画制作プロジェクトを振り返ります。 ▼授業概要①実施までのストーリー |留学先での日本紹介動画をつくりたい立命館宇治高校と私たちとのつながりは、昨年から始まった文部科学省「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」での拠点校と連携企業からスタートしました。昨年度は「全国高校生SRサミット FOCUS」のメンタ