わたしの「何でもノート」の使い方
こんにちは🕊
わたしは普段、A5のいわゆる「何でもノート」を持ち歩いています。
幅約1.5cmと、やや厚めのノート。
何を書いているの? どうやって使っているの? と周りの人に聞かれることがよくあります。
そこで今日は、わたしのノートの使い方をまとめてみます。
ノートを持ち歩き始めて良かったこと、併用しているツールなどについてもシェアできれば嬉しいです。
実際のノートの内容はあまり公開できないため、どこかの公文書みたいに黒塗り…ではなくモザイクだらけですが、ご参考になることがあれば嬉しいです。
使っているノート
使っているのは、二トムズのSTALOGYというブランドの「365デイズノート」を使用。サイズはA5です。
MOLESKINやロイヒトトゥルム、MDノートなども使ったことがあるのですが、最終的にこのノートにたどり着きました。
このノートの好きなところは、スケジュール管理からノート、アイデアの書留まで、何でも書きやすい設計。
上には日付を書く欄があり、ノートを見返したい時に探しやすいです。
あらかじめ日付の書いてある手帳とは違い、1日何ページでも書けますし、書かない日があってもノートに空白が生まれません。
ページの左側には0から24までの数字も。バーチカル手帳のような使い方もできます。
ちなみに以前は横罫の方が好きだったのですが、今はすっかり方眼に慣れてしまいました。
カバーが柔らかいので、折り曲げることができるのも特徴。片手で持てるので、立ち聞きしながらノートを取ったりすることもできます。
「何でもノート」の使い方
「何でもノート」(と特にわたしが呼んでいるわけではないのですが) と称している通り、このノートは手帳から研究やイベントの記録まで、あらゆる役割を果たしています。
様々な情報は、自分なりに「ルール」を作って管理。ひと目で何を書いたのかが分かるように工夫しています。
☞Daily log
右側が、毎日書いている「1日のページ」。
その日の予定や、タスクなどをまとめて記入しています。
ページの左側は、バーチカル手帳のように使っています。
グレーは睡眠、紺は研究、紫はお仕事、というように、蛍光ペンで色を分けて、その日の予定のほかやったことを記録。忙しい時期は、後でまとめて書くこともあります。
これを始めてから、時間の使い方を意識するように。自分が本当にやりたいこと、やらなければいけないことに時間を使おうという気持ちにさせてくれます。
☞Monthly log
毎月始めには、「月のページ」も作っています。
てがきのゆっきーさんというインスタグラマーの方のアイデアを拝借し、ページの端にマステを貼っています。インデックス代わりです。
以前は左のガントチャートに研究や授業などの予定を書いていましたが、最近はTrelloで進捗を管理するようになりました。詳しくは後述。
このふせん、ただ貼っているだけの状態になってしまっています。笑
次のページには、1週間の予定を書き込めるふせんを1ヶ月分貼っています。
予定は基本的にGoogle Calendarで管理しているのですが、来週これをやらなければ! と思いついた時などに使っています。
一覧性があるので、スケジュールに合わせて逆算して計画を立てるときなどにも活用。
月の終わりには、時間がある時はリフレクションをすることも。
「続けること」、「課題点」、「次にやってみること」を書く「KPT法」という方法を使っています。効果のほどは分かりませんが、何となくこのやり方を続けている状態です。
修士課程に在籍しているわたしは、研究と授業にもこのノートを使用。
後述するように研究に関しては全ての情報を手書きしているではなく、Notionなどのツールと併用しています。
ですが直感的に頭の中を整理したい時やブレストをする時などは、手書きが良かったりするものです。
印刷したグラフなどもノートに貼っています。直接書き込めるので、気づいたことを書き込みながら分析をすることも。
イベントに参加した時や、何か勉強した時も、もちろんこちらのノートに。
イベントはピンク、研究は紺、というように、ページの頭にはハイライトを引いています。後から見て何のノートかひと目で分かるようにするためです。
就活中には面接対策用にPCで作ったノートを印刷し、こちらのノートに貼ったりもしていました。
一緒に使っている文房具・アプリ
ノートの機能を補強するために、試行錯誤しながらいろいろな文房具、アプリを一緒に使っています。
わたしのノート作りには、ふせん、三色ボールペン、蛍光ペンがマスト。
ふせんはノートをすぐに開けない時や、忘れないようにPCなどに貼って目立たせたい時に、とりあえず書いておくのに活用。
ペンについては、自分で書いたことは黒、他の人の話などインプットは青、と分けるようにしています。
ちなみに蛍光ペンは何色もいつも持ち歩いているわけではなく、その日に使いそうなものだけ持って行ったり、家に帰ってからハイライトしたりしています。
365デイズノートには後ろにポケットがついていないため、自作。
文房具屋さんで100円以内で買うことのできるソフトカードケースを両面テープで貼るだけです。
ノートの後ろにふせんを何枚か貼っておいて、いつでも使えるようにしています。
☞Google Calendar
以前は紙の手帳だけでしたが、Google Calendarのフレキシブルに編集できたり、他のアプリなどと連携できるところには勝てませんでした。
☞Notion
Notionはノート系のツール。Evernoteに似ていますが、データベースや子ページの作成ができるなど、機能がより充実しています。
研究関連のノートを書いたり、リンクの貼り付け、修論の構成の整理など、ほぼ全てNotionを使っています。
学生メールアドレスの登録で、有料版が無料で使えるのも嬉しいです。
☞Trello
Trelloは、タスク管理のためのツール。
チームで使うことが多いかと思いますが、わたしは一人で研究の進捗管理をするために使っています。笑
(自分で設定した締め切りを過ぎまくっていることが、上の写真からお分かりいただけましたでしょうか…)
拡張機能を追加すれば、ガントチャートも作成可能。いつ、何をやるかが可視化されると、何となくモチベーションも上がります。
☞Evernote
Notionユーザーになるまで、研究のノートはEvernoteで管理していました。
現在使っているのは、主にスマホアプリのスキャン機能。新聞記事や紙の書類などをカメラで写すだけでスキャンできるので、とても便利です。
「何でもノート」を始めて良かったこと
予定から研究、イベントの内容まですべて1冊のノートに書くようにして、良かったなあと思うことがあります。
紙のノートの魅力は、蓄積がひと目で分かること。
書けば書くほどページが埋まっていき、達成感につながります。
「365デイズノート」という名前の通り、1日1ページで1年使えることを想定したノートですが、わたしは大体3ヶ月程度で使い切ってしまいます。笑
ちなみに全て1冊のノートにまとめることで、イベントに参加した時に聞いたことが自分の研究にも生かせることに気づくなど、一見異なるアイデアでもつながりを見出せるようになりました。
あえて「手で書く」時間を作ることで、自分を大事にできるようになりました。
毎晩、寝る前に3つの"Gratitudes (=感謝すること)"を書くことをルーティンにしています。これによって、今日も良いことがあったな、と思いながら1日を終えることができるように。
気分で毎日のページに、感じていることを書いたりすることもあります。
よく言われていることではありますが、書くことで漠然とした不安やいらいらなどにどう対処したら良いかが見えてくることもあります。
わたしは、ゼロサム的な世界観を作り上げて、その中で「勝つ」ための「自己啓発」は正直、好きではありません。
ですが社会のおかしなことには声を上げながら、少しだけ生きやすい方法を探すためのライフハックは好きです。
ノートを通して少しでも自分らしく生きることができるようになったり、わたしたちが本当に向き合わなければいけない世界・社会の問題に取り組む時間が増えたら良いのかな、と思っています。
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