2023年6月の読書
「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」という本を読みました。
ざっくりまとめると
「カウンセリング」
「コーチング」
「ティーチング」
の割合を考えて、1on1セッションやリモート会議などのコミュニケーションをすることを推奨している1冊。
マンガで事例を紹介していたり、文章もとても読みやすかったです。
何度でも読みたい本ですが
その中でも、2点、気づきがあった個所を記載します。
①カウンセリング(人間性心理学)のゴールは自己一致
相手が自分に還るサポートをする。そのためにこちらのコミュニケーションスタイルを変えていく。
⇒なぜなら、自分のことが理解できれば、自ずと変わっていき、今まで繰り返していた問題を起こさなくなるから。
今まで、「相手は変わらないから、自分が変わらなきゃ」と思っていましたが、そうじゃなかった。。
相手が「その人らしく」なるのをサポートするために、自分のコミュニケーションを変える、というのがすっぽ抜けて、若干自己否定気味に。
この本に出会えて、本当によかったです。
(実践できるかどうかは別として^^;)
②(信念・価値観に)共感する技法を知った
これは、推奨されているカウンセリング型コミュニケーションの最終段階になります。※本文P.123参照
1.壁になる(聞き役に徹する)
2.エピソードを聞く
3.(感情に)共感する
4.(信念・価値観に)共感する
(5.解決を提案する)
その中の「(信念・価値観に)共感する」技法として、
1.ABCD理論
2.イラショナル・ビリーフ
3.認知療法
など、3つの方法があげられています。
たとえば、
1.ABCD理論 でいうと、
A(できごと)
B(思い込み)
C(結果)
D(dispute:議論?)⇒それは本当に起こるのか?と自問自答することで、よくない思い込みを修正することができる。
「なるほど~、そういう方法があるのね。」
「結構やってるかも?」と。
または、
マイナス化思考やレッテル貼り、自己関連付けなどの代表的な「イラショナル・ビリーフ」って、
けっこう自分を含む大抵の方が日常的にしてるかも?と。
この日常的にしてしまっている「思い込み」(信念・価値観)に共感してもらい、気づかせてもらえるだけで、人は変わるかも、と。
感情に共感することはあっても、「(信念・価値観に)共感する」って意識したことがなかったので、これからより深く学んでいきたいと思いました。
「カウンセリング型コミュニケーション」の詳細は本文に記載してあります。
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