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【北米エンタメニュースまとめ】漫画家のための海外出版支援サービス立ち上げ、YOASOBIが米国で初の単独公演、「忍びの家」大ヒット、TOYOTAがアニメを製作
1月に米国で売れたグラフィックノベル一覧
恒例の米国のグラフィックノベル売上ランキングです。大人向けでは「チェンソーマン」強いほか、アニメ効果で「SOLO LEVELING」が売れているよう。ベルセルクの豪華版も強いです。
ペンギン・ランダムハウス、芥川賞受賞の「東京都同情塔」アジア圏以外の翻訳権獲得
漫画・アニメではないのですが「日本文化」の輸出の一環としては非常に勉強になる動きです。芥川賞を受賞したばかりの九段理江氏の「東京都同情塔」のアジア圏以外の翻訳権をペンギン・ランダムハウス・グループが取得しました。おそらく英語版を出して米英で販売するのだろうなと思います。英語圏ではいま、ちょっとした日本文学ブームでさらに女性の作家の作品は日本のいまを映す作品としてすごく関心が高いです。これをきっかけに読まれて、あわよくばいい映像作品にもなってほしいです。
漫画家、漫画家のための海外出版支援サービス立ち上げ
漫画家が漫画家のための海外出版支援サービスを企業してみた!(1/2)#PR漫画
— 紡出版 TSUMUGI publication (@siitteru_tumugi) February 21, 2024
漫画:睦巳夏生(@natsuo_mutsumi) pic.twitter.com/ZATUb7oIRA
とうとうここまで来ました。いま、海外出版は出版社が主導になって、日本の出版社と海外の出版社の間で翻訳権のやりとりがされていますが、この紡出版は同人誌を中心に、英語翻訳を海外クラウドファンディングを通じて個人が海外で出版することをサポートする企業です。これを漫画家の方が実体験をベースに立ち上げられました。同人誌の海外出版としては、DouDouDoujinさんや、DLsiteの翻訳サービスなどがあります。紡出版はどうやら紙での出版を支援するもよう。漫画家にとって選択肢が増えるのはいいことだなと思います。
YenPress幹部インタビュー「2024年は韓国漫画、人気に」
北米で日本の漫画の翻訳版などを出版するYenPress幹部のインタビュー。やはりアニメ効果でSoloLevelingが売れているようで、2024年はこの人気を受けて韓国漫画が売れそうとのこと。アニメの人気が漫画の販売をけん引する構図は変わらないようで、「ダンジョン飯」が動きそうとのことです。
で、その人気のSoloLevelingですが、なんとCrunchyroll主導でドキュメンタリーの作成が決まっています。これ、韓国漫画の制作からアニメ化への貴重な資料なので日本でも見られるようにしてほしい。
YOASOBI、米国で初の単独公演
「【推しの子】」などの主題歌ですっかり人気を集めたユニット、YOASOBI。満を持して、米国での初コンサートです。4月のロサンゼルスとサンフランシスコで開催とのことですが、チケットはいずれも即日完売。
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Netflixの「忍びの家」人気急上昇
Netlifxで配信が始まった、俳優の賀来賢人が共同エグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねるドラマ「忍びの家」が大ヒットしています。現代に「忍び」がいるとしたらという設定のドラマで、徳力さんがこちらに書いているように、日本発のオリジナル脚本でのNetflixのグローバルヒットは珍しい。やっぱり忍者ですかね。
ハリウッド実写版「NARUTO」、『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットンが監督・脚本
ハリウッド作成の実写版「NARUTO」について、監督・脚本家が公開されました。『シャン・チー』はできがよかったと聞いているので、ぜひNARUTOも成功していただきたい。アクションとハリウッドのVFXならなんとか忍術を表現できるのではないかと信じています。
TOYOTA、アニメを製作 人間VS機械の戦い
いろいろな企業がアニメ制作に参入する中で、日本のトップ企業TOYTOAも参入です。『GRIP』と題した全5話で、第1話は2月26日に公開予定だそうです。近未来のSFを舞台に、もちろん車が活躍する物語です。どうやらレーサーと人間のドライバーを排除しようとする敵役の戦いの物語のようです。アクションと車レースが楽しみです。公開はTOYOTAのウェブサイトらしい。
詳しい記事はこちら。先日は米マクドナルドが「ワクドナルド」と称して限定パッケージやコンテンツなどのキャンペーンを手掛けると発表されました。漫画・アニメをつかったプロモーションもここまで来たという気がします。
追加
この企画を始めるきっかけになった菊池健さんのマンガ業界関連の日々のニュースをまとめるマガジンです。
なんといってもNAVER WEBTOONの米国上場ですよね。時価総額もかなり大きくなりそうです。上場後、作品や制作体制についてどこまで情報公開してくれるかも気になります。コンテンツメーカーが公開で株主とどう付き合っていくのかコミュニケーションも期待したい。
今週はここまでー。引き続きよろしくお願いします。