![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94635670/rectangle_large_type_2_17e870307e25bf5621a90c215332d417.jpg?width=1200)
6冊目: 内在神への道
スピ界隈では有名な一冊、私も読んでみることに。
「生かして頂いて ありがとうございます」
これは最強の祝詞であり、この本からのメッセージです。ここにどれだけの奥深さと意味があるのか、この本で何章にも渡り、様々な角度から分かりやすく伝えてくれています。
この本からの学び
まず、人類の5%が「生かして頂いてありがとうございます」と意識的に(心中でも、声に出してでもいいので)唱える。
この言葉を唱えることは、自分の利益のためではなく、人々がアタリマエの日常を送れていることに感謝するように、人類の代表として行う。自分と他人との境界線は本当はなく、自分の幸せの陰で、誰かが苦労を肩代わりしてくれているということに気づくと、日々助けられて生きていることに自然と感謝できる。
外に神様を求めてお願いするのではなく、自分自身の中に神様がいる。その内在神に気づき、感謝想起することで、内在神を育てる。
内在神はそれぞれの胸の辺りに宿っています。女性が妊娠する時、「縁のある霊体」と「神の分霊である内在神」の2つが宿るそうです。この2つが合体してヒトとなるので、一人一人が神を預かっているということです。そこに優劣のような縦の関係はありません。
大祓詞のフトノリトとは「アマテラスオホミカミ」を2回唱えること。
本書では特に、日本人なら誰もが知る神社、伊勢神宮の中でも外宮に行くことがおすすめされています。そして、ただ生かされていることに感謝する。
短冊に「〇〇家先祖代々の霊位」と黒のペンで書き、線香を3本立てて、「ご先祖の皆々様方、生かしていただいてありがとうございます」と感謝し、先祖供養をする
自己否定は先祖への感謝を忘れているからかもしれません。先祖から受け継いだ命のバトンを預かって今生きていることに感謝する。
第五章には伊勢神宮の別宮「伊雑宮」に関するお話が書かれていました。知らないことがたくさんで驚きの連続でした。またそれ以降の章でも日本各地の神社をリーディングして受け取ったイメージが書かれていました。
おすすめ度: 70%
感想
内容はどれも興味深いものでしたが、少し表現が過激に感じる部分もあり、全てをそのまま信じることはせず、自分の中で腑に落ちたものだけを受け取るようにしました。天皇家のことや日本の時代背景、また日本の有名人のお話はとても面白かったです。そして全てに通ずるものとして、この日本という国に縁がある私たちが今のアタリマエはアタリマエではなく、守られているからこそだということです。この本を読んでいると自然と感謝の思いが湧いてきます。今の時代を日本で生きている、生きられている、先祖から繋いでいただいた命を生きていることにただ感動できる、そこに気づけただけでも読む価値があったと思います。この本に出会えたこと、読ませていただけたこと、ありがとうございます。という気持ちです!