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小学2年生 国語「スイミー」 レオ・レオニ作品を紹介

光村図書2年生の国語教科書に掲載している「スイミー」。

一匹だけ他と色の違う魚・スイミーが仲間を失い、次第に元気を取り戻し、新しい仲間と助け合って、大きな魚を追い出す物語です。1977年から教科書掲載している作品なので、知っている人も多いと思います。

作者レオ・レオニは「スイミー」以外にも作品も出しています。授業の参考資料や子どもの読み聞かせにも使えるので、おすすめの作品を紹介していきます。

フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし

小さな野ねずみたちが冬に備えて木の実などをせっせと貯えているのに、フレデリックだけはひとりじっとして、ぼんやり。寒くて暗い冬のために光をあつめ、色をあつめ、言葉をあつめているという。谷川俊太郎さんの翻訳があたたかく、ねずみたちの世界を創造させてくれます。

アレクサンダとぜんまいねずみ

ねずみのアレクサンダは子どもにかわいがられているおもちゃのぜんまいねずみウィリーがうらやましくてたまりません。ぜんまいねずみになる願いを叶えてくれる虹色のトカゲに会いに行くことに。でも、ウィリーが捨てられてしまうかもしれないと知って・・・。アレクサンダはどんな願いをお願いするのでしょうか。教育出版小学校国語2年(下)に掲載されています。

さかなはさかな

森の池で仲良く暮らしていた一匹のオタマジャクシと一匹の小魚。
オタマジャクシは足が生えてカエルになり、水の中から陸に上がりどこかへ行ってしまいます。池で暮らしていた小魚は大きくなり、ときどきカエルのことが気になっていました。そんなある日、森の池に戻ってきたカエル。陸の上の世界は素晴らしいと魚に教えます。魚はカエルがうらやましくなり、陸の世界へ行きたいと夢見続けます。そして、とうとう陸の世界へ・・・。

うさぎをつくろう

はさみとえんぴつは、うさぎを作りました。鉛筆は白画用紙にウサギを描き、ハサミは綺麗な模様の紙をウサギの形に切り抜きました。作った二匹のウサギは不思議なことに命を宿します。その二匹はすぐに仲良しになって、空腹を満たすために食べ物を探し始めるのでした。

じぶんだけのいろ

動物はそれぞれ自分の色を持っていますが、カメレオンは物体に触れることで体の色が変化します。自分の色がないことに悩むカメレオン、ある日もう一匹のカメレオンに出会って、すばらしい答えを見つけます。

コーネリアス

コーネリアスは2本足で歩くことができるワニ。成長するにつれ、コーネリアスはますます地面を這わなくなりました。立って歩けるため、他のワニ達とは違う景色が見えることを仲間達に自慢しますが、みんなは冷たい反応。コーネリアスは怒って、仲間達から出て行いきます。そして、一匹のサルと出会ったのです。誰でも自分にできないことを自慢されると良い気持ちはしないものです。そんなときはどうすればいいのか、考えさせられるお話。

レオ・レオニについて

レオ・レオニ(1910〜1999)
オランダ生まれ、イタリアで暮らした後、アメリカに亡命。グラフィックデザイナーとして成功した後、イタリアへ帰国しトスカーナで亡くなりました。子どものための絵本をたくさん発表し、ねずみやしゃくとりむし、さかななど、小さな生き物が出てくる作品が多いです。

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