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日記 5 怖い話
!!!!警告!!!!
こちらの日記には非常にグロテスクな表現があります。苦手な方は絶対にご覧にならないでください。また、この日記にはスキをつけないでやってください。
記載されたことは事実ではありません。完全に妄想です。
司書Yは、睡眠不足と来客疲れのため壊れております。修復には数日かかりますが、そのうち治りますので温かい目で見守ってやってください。サイコパスではありません。
以前、趣味の妄想について話したことがあります。その妄想癖のお話。
年末年始、我が家には親戚が集まります。田舎にはよくあることなんですが、いわゆる実家になっている我が家もそこそこの人数をおむかえしなければいけません。
大抵の場合。働くことになるのはその家の住人です。何もしなくていいからね? と、お客さんはおっしゃいますが、それを鵜呑みにできるはずもなく、休みに入ればずっと掃除。31日は朝から晩まで食事の準備をするのが通例です。
私にとって、この場所は気づきや発見。楽しいこと、面白いこと、感動したこと、悲しかったことを共有したい場所です。なので、社会に対する怒り!とかならともかく、愚痴はいいたくないと、思っております。
ですので、あははうふふとテレビを見ているばかりの客のために、朝から一度も座らずに食事を作らされていることも、昼ごはんに作ったパンケーキを焼くときにマーガリンを使ったら、家では、バターしか使ったことないんだけどなあ。と、半笑いされたことも、愚痴りたくない! と、本当は思っております。
ちなみに、マーガリンはなあ。と、言っていた方のお子様はマーガリンを使ったパンケーキを一人で4枚食べていらっしゃいましたが、バターを使っていないことには一切気付いていらっしゃいませんでした。さらには、以前同じものを作って出した時にはご本人もお気づきになっておられませんでしたが、ナニカ問題デモゴザイマシタカ?
と、言うわけで、ストレスをためまくっていた私の頭の中はかなりおかしくなっておりました。
その時の妄想。今思うと怖いです。
それは、てんぷらにするエビを剝いていたときのとことです。
なんか、痛そうだな。
あ。脚もげた。
皮。簡単にはげるなぁ。
それから、背中裂いて、楊枝突っ込んでワタ抜いて。
腹の筋切って真っすぐにして出来上がり。
この一連の流れを。
哺乳類(もっと言うと霊長目人科)で想像。
手足をもいで。いや。その前に頭を取って逆さにして血を抜いて。血が抜けていくと、肌は白くなるんだ。こう、本当に蝋みたいに。それから、質感はブタの脂身に半透明のビニールかけたみたいな感じ。でも、血は抜けてるから、あんまグロくないかな。
手足をもぐのは大変だよ? まずは関節の筋を切って。こう。ぎこぎこと。鋸だと脂がまとわりついてすぐに切れなくなっちゃうんだよね? でも、骨はどうしても鋸使わないと無理っぽい。や。鉈ならいけるかな? 多分、一回で使えなくなるだろうな。一番いいのは多分電ノコ。
さてと。手足をもいだら、次は皮を剥がないと。これはかなり技術がいりそう。てか、皮はもう、つけたまま調理しちゃダメ? 薄いから剥がすのは大変だよ? え? ダメなの? 仕方ないなあ。じゃあ、よく切れる包丁だね。多分、魚捌くやつとか。あ。ピーラーで剥けないかな?
じゃあ、次は内臓処理。背中からはちょっと無理じゃない? 肋骨あるし、背骨あるし。腹側からで許して? え? ダメ? じゃあ、とにかく背開きにして、ああ。だから、楊枝か。バールなんてどうかな? こう、ぐっと曲がったほうを入れててこの原理で引き抜く。柔らかそうだから、無理に引っ張りすぎると切れちゃうよ? 気をつけて。これで全部抜くのは不可能だと思います。
最後にけんを切って伸ばす。うん。でも、もう、曲がるところないね。かわりにハンマーで叩いて筋切っとこ。
はい。完成。
と。
生きている人間が一番怖いと思う。司書Yでした。
このあと、「とるそ」と、呟いたのを家人に聞かれ、ドン引きされましたとさ。