ROLLを聴いて舞い戻ってきたような、
靄がかった視界が少し晴れて、
遠くの方から世界に呼び戻されたような気になっている。
ROLL。ポルノグラフィティの楽曲の中で好きな曲上位に来る曲です。
King Gnu の井口さんが自身のANNで勝手にポルノグラフィティをお祝いする企画をなさった際に仰っていたのが、
「ポルノグラフィティを避けて、青春を送る方法はただ一つなんですよ。
『この世に生まれないこと』。これのみです」
だそうで。
井口さんより私はかなり年上ですが、私もポルノ直撃世代。
中学、高校、大学と学生時代の傍らには必ず、ポルノグラフィティの音楽がありました。
小学生の頃から図書館が私を形成する一つの要素だったとするならば、
ポルノグラフィティという存在もまた、私を形成する一つの要素なのだと、
ずっとずっと思っています。
ポルノグラフィティなくして今の私は存在しないと思います。
社会人になって、家族が増えて、音楽そのものを自分で選んで聴く機会がほぼ無くなっていたのだけれど、
6月にうつ病の診断が出て、翌日から3ヶ月の休養に入りました。
そんな中、眠れない夜に聴いたのがこれ。
冒頭の音の入りからもう涙が止まらない。
私はどうしてしまったんだろうって位に泣いていました。
この曲ひとつで、
私の心は学生時代の思い出を鮮明に思い起こし、
その後には楽しくて仕方なかったライブでの光景を瞼の裏に見て、
最後には今の上手くいかない心と身体の自分を、歌声がひたすらに洗っていく感覚に浸ったんです。
ポルノグラフィティが再び動きだします。
来月発売の新曲が今から本当に楽しみで仕方がない私。
ファンクラブであるlove up!にも再入会しました。
自分の好きなもの、見失っていたそれを呼び起こしてくれたこの動画に感謝します。
昭仁さん、晴一さん、スタッフの皆さん、本当にありがとう。
これからもあなた方のことを応援しています。
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