団体貸出に纏わる、一考。
各自治体や勤めている学校の校種、勤務体系にもよるかもしれないが、以前も今も私の学校司書の仕事の一つに「公共図書館への団体貸出」がある。
この団体貸出、今勤めているところでは
決められた棚の本を、決められた時間内で、必要な分だけ選書するというもの。
場所を制限され、時間も制限された中での選書って、大変なんだなとつくづく思っている。
今はおおよそ3時間で各学年30冊×6学年=180冊の選書だが、各学年の読書傾向や担任の先生のリクエストを加味してもかなりギリギリ。
なぜなら、借りられる本の場所が一般開架ではないから。
ある程度図書館のOPACで事前に選書していても、それが一般開架にあれば借りられないのである。
OPACで在架場所まで一冊一冊調べて行く猶予はないので、その場にある本から良さそうな本を
引っ張り出し
出版年月日を奥付けで確認し
内容が良いかパラパラと見て
良かったら学年のコンテナに入れる
作業。。
団体貸出の度に思うのは、
①学校の状況、学級の状況を鑑みた選書を可能にする脳内蔵書ベースを作る
②蔵書ベースの定期的なアップデート、特に知識読み物や調べ学習に使う物
③暑さ、寒さに耐えうる最低限の体力や持久力の確保
④選書時の取捨選択の迅速化
この四つが今の自分には必要だし、より良くしていかないといけないな、と感じているところだ。
ネックファンの冷却効果に助けられながら、3時間、頑張りました。
自分で自分を褒めます。よく熱中症にならなかった!えらい!
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