西洋占星術 4区分
前回西洋占星術の2区分、3区分について書いてみましたので、今回は4区分について書いてみたいと思います。
4区分とは火、地、風、水の4つです。
それぞれ、どんな質を持っているかというと。
火
・熱意に溢れていて前向き
・ものおじせず理想に向かって突き進む
・自分の力で新しい道を切り開いていく
・直感のままに行動する
・向上心があり活力が豊富
地
・現実的・実際的な物事を好む
・地に足がついて安定している
・行動を起こすのに時間がかかる
・味覚、聴覚、触覚など感覚を通して物事を捉える
・物質的な物事へのこだわりが強い
風
・物事を知的に理解する
・情報を収集し拡散する
・物事をあらゆる角度から分析する
・論理的で、感情的になるのは好まない
・つながりを見つけ、新しいアイディアを生み出す
水
・感情や愛情を重視する
・相手に共感しようとする
・記憶力がよく、感情的な記憶を特によく覚えている
・自分が感じた気持ちや感情をもとに行動する
・人に寄り添い深く繋がろうとする
どの星座がどの質を持っているかというと。
牡羊座⇒火
牡牛座⇒地
双子座⇒風
蟹座 ⇒水
獅子座⇒火
乙女座⇒地
天秤座⇒風
蠍座 ⇒水
射手座⇒火
山羊座⇒地
水瓶座⇒風
魚座 ⇒水
こちらも2区分、3区分同様に順番です。
この区切り方はなんでしょうか?これも分かりません(;'∀')
4区分には関係ないのですが、最初の牡羊座~蟹座は自分自身のわたしに意識が向いていると考えます。
次の獅子座~蠍座はその人からみた相手、あなたに意識が向いています。
最後の射手座~魚座はみんなに意識が向いていると考えられています。
牡羊座から魚座に向かってわたし→あなた→みんなと視野が広がっていきます。
どんな視点でこの世界をみているかという事です。
また、3区分と4区分が特にごっちゃになりやすいですが、3区分は『どうありたいか』、4区分は3区分に対してどうアプローチするか。という事になります。
この2、3、4区分を見て最初にこんな感じの人なのかなって雰囲気とかを妄想しながら読み説かせていただいております。
ついでに火と風は男性宮、地と水は女性宮となります。
前回話題に出した蟹座さん
女性宮(受動的)活動宮(物事をスタートさせる)水(感情を大切にする)
感情を大切にし、人の意見を聞いて動く女性性でありつつ、守りの蟹座さんですがじっとしていません。家の隅々まで気を配り動いています。そして、家族を脅かすものがいたら、最終手段として、いざとなったらハサミでぶった切る行動力を持っています。普段表立って行動しませんが、いつの間にかスタートしていて動き出すと早いのが蟹座さんです。(あくまで一例として。蟹座さんの象意は家庭や養育です。)
視点はわたし。なんとなくみんなじゃないのか?とも思うのですが、まだ社会に出ておらず家庭内の身近な環境下での成長過程。自分を含めた仲間とそれ以外というローカルな括りなのでわたしとなるのだと思います。
こんな感じで矛盾するようで矛盾しないエネルギーを持っています。
2、3、4区分以外にも様々な情報をみて、矛盾だらけと思われる情報をどの様に活用されているのかな?と想像しながらリーディングさせていただいております。
人間の中身はきっとみんな矛盾だらけだから、葛藤し悩み苦しむ。
矛盾だらけだからこそ面白いし素敵な個性が生まれる。
ホロスコープってその人の事がギュギュッと詰まっていると思っています。
なので、ご本人さんとお話ししているように、大切にリーディングさせて頂いております。
区分についてはこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの中の矛盾がほぐれ、個性が発揮されますように。