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〔SE2:ラフ〕Intermission 01

【はじめに】
 このエピソードは「SE2:Introduction」からの直接的な続きで、本編において三人娘が引き起こすドタバタ劇の裏側で奔走する久瀬隆平担当パートとでも言うべきものになります。
 時系列的には「#04 届かなかったLOVE LETTER」の直後です。

 ただし〔サイズミック・エモーション2〕そのものをどう全体設計するか、どのエピソードをどういう順番で組み合わせてパッケージングするかを詰め切れておらず、この「Intermission 01」の前に「#03 おひさまは再び空を飛ぶ」が入ると物語として破綻を来す形になってしまっています。

 著者としては大変恐縮なお願いですが、上記のような破綻が存在しているということをご容赦いただいたうえで、このエピソードのラフをご確認ください。

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3,910字
本作は2003年に企画・発案、2004年に小説誌で発表、2006年にノベルスとして商業出版されたものです。 2011年に発生した東日本大震災とは何ら関係がなく、登場人物の発言や行動は00年代初旬の社会的背景を強く反映しています。特に作品のバックボーンとなる中央官庁の描写については、当時取材した内容や入手できた資料に依るところが大きく、現在ではフィクションとしても許容が難しい描写も散見されます。ご注意ください。 .

日向みつきは18歳の予備校生。大きなお節介と小さな迷惑、そして世界規模の陰謀を抱えて、彼女は今夜も東京の空を飛ぶ!

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