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〔SE2:プロット〕サイズミック・エモーション2/全体設計(仮)
【はじめに】
タイムスタンプは2006年07月02日。〔サイズミック・エモーション〕が出版されて一ヶ月か二ヶ月後、続刊の可能性がなくなって独自に発表する手段を模索していた頃のテキストだということになります。
未発表の短編を含む三人娘のドタバタ劇を主軸とし、その幕間を繋ぐ形で久瀬隆平の担当パートが入って、やがて最後に日向みつきと久瀬隆平の物語として集約する……という設計だったようです。
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5,664字
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本作は2003年に企画・発案、2004年に小説誌で発表、2006年にノベルスとして商業出版されたものです。
2011年に発生した東日本大震災とは何ら関係がなく、登場人物の発言や行動は00年代初旬の社会的背景を強く反映しています。特に作品のバックボーンとなる中央官庁の描写については、当時取材した内容や入手できた資料に依るところが大きく、現在ではフィクションとしても許容が難しい描写も散見されます。ご注意ください。
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サイズミック・エモーション
300円
日向みつきは18歳の予備校生。大きなお節介と小さな迷惑、そして世界規模の陰謀を抱えて、彼女は今夜も東京の空を飛ぶ!
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