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note版あとがき(CW)
まずは、拙作を読了していただいたことに感謝を申し上げます。
なにせ分量が分量なので、お読みになるのもそれなりに大変だったと思います。少しでも読みやすいようレイアウト等にはそれなりに気を遣ったつもりですが、noteにはルビ機能がない(注:この文章は2020年6月に書かれたもので、当時はルビ機能実装前)んですよね。おまけに横書き。
いわゆるネット小説に近い体裁で改行をバシバシ打ちまくったので、語り部でもある主人公沖継の口調も相まって小説というよりブログ読んでるような感じだったのではないかと。こんな長いブログがあってたまるか、とは思いますけどね。ほんとすみません。
ちなみに、書いてる間は作者もけっこう大変でした。
企画原案そのものは2010年の末ごろで発表が2015年の春なので、ざっくり五年くらい本作の執筆に時間を費やしていた計算になります。もちろんフルタイムでこればっかり書いてたわけじゃありませんが、あまりに時間がかかりすぎたせいでリリース直前になって装画担当のjilnelさんに修正をお願いした(沖継やコノが劇中でスマホ使ってますが、もともとはガラケーだったんです。このお話を書き始めた頃は学生が買えるようなアイテムじゃなかった)という思い出があります。
そのくらい本作は難産で、思い入れもひとしおでした。何度ブン投げようかと思ったか知れませんが、ほとんど意地の世界だったんでしょう。これを脱稿するまで死んでも死にきれねェ! みたいな。
書きたかったことは、もう書ききりました。満足です。
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