
スイング中の体重移動
今回はスイング中の体重移動についてお話ししていきます。
軸がブレそうでなかなか上手く体が動かせず体重移動ができない、
左へ乗らないといけないという意識からスエーしてしまっている方もいるのではないでしょうか?
どのくらい体重を移動させ、どういう動きをするのかを詳しく説明していきます。
【バックスイングの体重の位置】

まずはテイクバックでどのくらい体重を右足に乗せていくのかについてですが
画像の手順でやってみるとどのくらい体重を乗せるのかがわかってきます。
まずは右側に壁があるように立ち
右腕を伸ばし右腕の長さ分だけ壁から離れます。
その位置でアドレスをし左手で壁を触るようにバックスイングします。
左手で壁を触ったその位置がバックスイングでの体重の位置になります。

左腕で壁を触ろうとした時に腕が曲がってしまうと体重が乗りすぎるのでNGです。
逆に左手の手のひらが壁をつかず届いていない状態では体重が乗らなすぎなので
しっかり手のひらが壁につくくらいで右足に体重を乗せましょう。
【フォロースルーの体重の位置】

フォロースルーでの左足の体重のかけ方は
先ほどのバックスイングの反対となります。
左側に壁があるように立ち
左腕を伸ばし左腕の長さ分だけ壁から離れます。
その位置でアドレスをし右手で壁を触るようにフォロースルーをします。
右手で壁を触ったその位置がフォロースルーでの体重の位置になります。

右腕で壁を触ろうとした時に腕が曲がってしまうと体重が乗りすぎるのでNGです。
逆に右手の手のひらが壁をつかず届いていない状態では体重が乗らなすぎなので
しっかり手のひらが壁につくくらいで左足に体重を乗せましょう。
このようすることで
バックスイングとフォロースルーでの体重の位置を確認することができます。
体重移動の仕方についてですが
体重の位置を確認するときのように壁があるイメージで上半身を動かすと自然に体重移動ができてきます。
自分で下半身を動かして体重移動をしようとするよりは上半身を動かすことで自然に体重が乗るという感覚です。
壁をイメージするか
バックスイングでは左肩が右足の上、
フォロースルーでは右肩が左足の上辺りにくるイメージで上半身を動かすと自然に体重移動ができます。
感覚的に足で右へ左へ移動すると移動する具合や体全体の動きのバランスが難しくなってくるので上半身につられてついてくる体重移動を試してみてください。