ピッチマークとディボット跡の修復の仕方
今回はピッチマークとディボット跡の修復の仕方についてお話ししていきます。
コースでプレーしていると打った勢いでクラブで芝を削ってしまったりボールの勢いでグリーンに跡がついてしまったりします。
そういった場合に自分でつけた跡は自分で修復するのがゴルフマナーです。
修復をしなくてもペナルティーではありませんが
ゴルフは紳士のスポーツ。
マナーを守りながら気持ちよくプレーができるようにしていきましょう。
【ピッチマーク】
ピッチマークとはボールを打った時にボールの勢いでグリーンについた跡のことを言います。
ピッチマークがついた跡すぐに修復すれば
芝は元通りになりますが放っておくと芝生が枯れてグリーンをいためる元となります。
自分がつけたピッチマークは自分で修復するのがゴルフマナーです。
【ピッチマークの修復の仕方】
グリーンフォークというピッチマークを治す器具を使ってピッチマークを修復していきます。
①グリーンフォークをピッチマークの周りに刺し、芝を真ん中に寄せるようにします。
②3方向くらいから①を行い、芝を真ん中に寄せます。
③パターでトントンと優しく叩き、平らにします。
【間違ったピッチマークの修復】
グリーンフォークをピッチマークのまわりに刺した時に芝を持ち上げるようにしてしまうと
芝の根を切ってしまうのでNGです。
【ディボット跡】
ディボット跡とは
ボールを芝生から打った時に芝を削ってしまった跡のことです。
ディボット跡をつけてしまった場合には
すぐに修復することで芝の再生を促し、
保護することができます。
自分でつけたディボット跡は自分で修復するのがゴルフマナーです。
【ディボット跡の修復の仕方】
目土と呼ばれるディボット跡の修復の際に使用する砂が設置されているので準備をしておきます。
①ボールを打った時に飛んだ芝があればディボット跡に戻します。
②目土を入れます。
③地面と馴染むように足で砂を均します。
目土は砂と芝の種を混ぜたもので
ディボット跡を目土で埋めることで
芝の乾燥を防ぎ、芝芽の再生を促すことができます。
このようにして
ピッチマークやディボット跡を修復してプレーすることで
ゴルフコースにも優しく、後続組の他のプレーヤーにも優しく自分自身も気持ちがスッキリして
全員がゴルフを楽しむことができます。