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「お母さんに会いたい」と思われるように強くなり、子どもを信じて待つ

元夫からは、学校行事の運動会と学芸会を見に行くことは許されていました。
でも、子どもに話かけたり分からないように行くという約束です。

許されていませんでしたが、ママ友から子どもの習い事の情報を教えてもらい、マスク・帽子・メガネなど変装して、何回か行きました。
四男は私を見つけて近づいてきてくれるものの、私からも、四男からも何もアプローチも出来ません。
お互いに嬉しさ反面どうしたらいいのか、戸惑ってしまいます。

その事を子どもは黙っていられず、元夫に言ってしまい、約束違反ということで、子どもにはこれから先、学校行事に参加させないと言われてしまう。
さらに、四男に誕生日プレゼントを送ったものの受け取り拒否。
子どもの事を考えると、これ以上子どもに関わることが出来ないと思い、子どもに会いに行くのをやめました。

会えない時間がとても辛かった・・・。

辛いけど子どもに何も出来ない中で周りの人からのアドバイスもあり、自分の気持ちを切り替えた。
頼って来てくれたときに、経済的に助けられるように。
精神的にも支えられるように笑顔で健康でいるように。
そうすることで、子ども達がお母さんに会って良かったと思ってくれるのではないかと考えました。

この考えは、今まだ苦しんでいる人に一番伝えたいことです。

実際に、長男から言われたことがあります。長男とは高校生なってから、会えるようになりました。
長男に頼んで自助の会のイベントを手伝ってもらいました。
そのイベントに参加していた当事者の1人が、同居親が会わせないことの批判を言って泣いたり、まだ立ち上がれていない様子でした。その様子を見た長男は

「あのままじゃ、子どもとは会えないと思う。子どもは、会えなくなってすぐは、寂しくて会いたいと思うけど、すぐにその環境になれて、別に悲しいとか会いたいとか思わなくなる。」

「会いたくなるような親でないと、会いには来ないし、会えるようにならない」と・・・

当時は、私自身も下の子ども達と交流が持てていなかったが、「明るく元気でまた会いたいと思われる」ような自分になり、子どもを信じて待つことが大切だと長男には教えられたのです。

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