三男との距離感を縮められたきっかけ
三男とは10年会っていなかった為、しばらくの間会話が続かない状況でした。
三男との再会は、こちらに書いています。[三男との再会(10年ぶり)]
会えるようになってから、1年程経ったころ、あるきっかけが訪れました。
18才の誕生日に食事をしていた時のことです。
三男は高校卒業後の進路に迷っている事を話し始めました。
三男「本当になりたい職業は、身体の大きさの関係で諦めないといけない。」
私「他に何か、興味のあることや得意なことはある?」
三男「料理人に興味がある。人前で作ってあげて喜んでもらいたいから、お寿司屋さんになりたい。」
三男が行ったことがあるのが、回転寿司、ラーメン屋、焼肉屋ぐらいだったので知っている範囲が少ないと感じました。
そこで私は、後日他にも料理の業界について、イタリアン・フレンチ・和食でもオープンキッチンでサービス出来ることを教えました。
様々な、料理分野があることを知って欲しくて、いろいろなお店にいってみないかと誘いました。
三男「見てみたいし食べてみたい。」と乗り気になってくれました。
オープンキッチンで食事できるお店を予約して、一緒に行くことができました。
回数を重ねるごとに、徐々に食事を楽しみながら、会話も弾むようになってきたのです。
まるで、デートしているようで私は嬉しくてたまりませんでした(^^♪
高校三年生で将来の大切な進路選択で、母として手助けできたことが、距離を縮めるきっかけとなりました。
結果的にいくつものお店に行き和食の料理人になりたいと最初は話していました。
その後に、他にも興味が出てきたお仕事の専門学校にも一緒見学に行き、最後に見学に行った専門学校に最終的に行くことに決まりました。
母として、三男の仕事の業界知識を増やせた事は良かったと思っています。
三男がたくさん、迷ってくれたおかげで、会う回数も増え一緒に考えてあげられた事で親子関係を取り戻すことができました。
小さい時は内弁慶でお友達とも遊ぶ約束も出来ない子でしたが、自分の意思をしっかり伝えられるように成長していたこと
にも気づくことも出来たのです。
私が専門学校の1年間の学費の援助をし、2年目は、三男がバイトしながら学費を自分で払いながら勉強し無事に卒業できました。
そして今年の4月に就職できたのです。
現在は、初の独り暮らしで自立しています。
引っ越し先に行き、一緒にカーテンなど必要なものを買いに行き、1日長い時間を過ごすことができました。
私が、手作りのご飯を一緒に食べたくて作り置きして持っていき、テーブル代わりの段ボールの上で一緒に食べる事ができました。
美味しいと言ってくれただけで嬉しくてたまりません。幸せを感じてその日は過ごせました。
三男も、一緒に選んでいい感じに部屋らしくなったと喜んでくれていました。
近くには、私の大好きな温泉もあるので「また遊びに行くね!」と言ったら「いいよ!」と笑顔で答えてくれました。
今日も、実はこれから三男の家に久しぶりに向かっているところです。
お薬を渡すのを口実に、
三男の好きな豚の角煮ともつ煮、ほうれん草のごま和えなど作りおきおかずとビールを持って行き、一緒にご飯食べる予定(*^^*)
これからも、応援しながら見守っていき関わっていけたらと思っています
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