モルドバの首都🇲🇩キシナウを旅する2日間
金曜の夜にロンドンを出発して、土日とモルドバの首都キシナウで過ごします。スペインとかイタリアとかのメジャーな国にまだ行ったこともないくせに、なぜかマイナーな国を攻めていきます。
深夜に到着してタクシーでキシナウ市内へ!
モルドバのタクシーはYANDEXアプリを事前にダウンロードしておくと便利◎
YANDEXは、旧ソ連やソ連に近しい各国(ジョージア、アルメニア)とかでも使えます。逆にそこら辺はGoogleが全く使えない(笑)
モルドバ料理を食べに、ブランチへ
野菜たっぷりの牛肉のスープ(オーダー間違えて牛肉なし)付け合わせでペッパーがついてきたので、生のペッパーを齧りながら、サワークリームを混ぜながら食べていく。
とうもろこしの練りもの、チーズ数種類の付け合わせとチキン。アフリカで食べられているウガリのような・・・モルドバはとうもろこしの練りものなのでどっしりとした重みもあって特に味はない。チキンがとても美味しい。
モルドバの街を散策
モルドバはヨーロッパの中で「最貧国」とも言われ、経済的に困難な状況が続いている国の一つとされていますが、モルドバの首都・キシナウは整備されていて緑も映えてとても素敵です。
モルドバはEU加盟に向けて改革を進めていますが、ロシアとの歴史的な関係も強いため、欧州とロシアの双方からの影響が交錯しています。街中はロシア文化の影響を受けられているような建物や街づくりがされています。
キシナウ中央駅
モルドバの首都キシナウの中央駅からは、近隣のロシアやルーマニア行きの国際電車も走っています。電車内にはひとも少なくて、電車の通りもなかったので自由に散策できました。
キシナウ中央駅付近の露店
駅の付近の路上では服や日用品、骨董品などたくさん売っていました。売り子のみなさんは太陽を避けて日陰に避難しています。治安的にも不安なことはなく、ゆったりと散策できました。
ロシア文化の影響が強めな建物
モルドバ国立歴史博物館
なんの期待もせずにモルドバ国立歴史博物館へやってきました。博物館内の展示は古代の遺物、中世の武具、伝統的な工芸品、民俗衣装、さらにはソビエト時代の展示物や現代の歴史的な資料など、多様なコレクションが収蔵されています。
民族の展示などが多かった中で、地下には剥製や恐竜のレプリカがあったりと盛りだくさんでした。思いの外たのしめた。
ヴァレアモリラー公園のカスケード階段
公園内の噴水スポットを見に行ってきました。暑い時期だったので、少年たちが噴水のところで遊んでいました。浅いのに飛び込みもしていましたよ。噴水?カスケード階段の下段には池が広がっていたのに。やはり、ひとは上流で遊ぶのが好きなのですかね。
チウフレア修道院
正教会の修道院であるチウフレア修道院へ。バロック様式と東方正教会の建築が融合したデザインが特徴的な修道院であり、遠くからも目を引く豪華な外見でした。女性は髪の毛を隠すストールが必要なのですが、修道院内で貸し出しもありました。
キシナウ中央市場
キシナウ中央市場にも寄ってきましたが、とても多くの品揃えと広大な場所でした。ヨーロッパ最貧国と言われるモルドバではありますが、物価としてはヨーロッパ西欧並みであり、安いイメージはなかったな。市場はどこを歩いてもとても歩いていて楽しい。
エタニティ記念コンプレックス
エタニティ記念コンプレックスは、戦争記念施設で、第二次世界大戦やモルドバの独立運動などで亡くなった兵士や市民を追悼するために建てられたそうです。
凱旋門
モルドバの凱旋門はとてもこじんまりしていて、周囲に道は広がっていなかった。東欧のパリ・モルドバの凱旋門。西欧への憧れを感じられて、なんだかいじらしい。
フランス料理で締める旅
Creme dela Cremeというフランス料理のレストランへ。とっても美味しかった!カルボナーラに生卵がついてきたのが予想外の幸せであり、アボカドチキンもサーモンのクリームスープもどれも美味しい。たまの贅沢は必要だ。
モルドバ空港
本当はバスで空港まで向かおうとしていたけれど、フランス料理をゆったりと食べすぎてタクシーで移動してきました。国際線でも基本2時間前に到着するのだけれど、なんだか旧ソ連の国は入出国厳しそうなイメージから余裕を持って3時間前到着です。
キシナウの空港からロンドンへ帰って行きます。歩いて飛行機まで向かう田舎町スタイルの搭乗スタイルです。金曜の夜に出発して深夜に着き、時差が3時間程度あるのが辛かったけれど、充実した2日間でした。モルドバは人も温厚で優しくて、ご飯も美味しくて良き旅行地でした◎