
【トランスジェンダー】会社での現実
こんにちは。今日は、会社員としてはたらいてた頃に経験したことをお話しようと思います。
面接での出来事
今の自分の状況についてお話します。今現在、胸オペの手術は終了していてホルモン注射を定期的に打っています。
ようするに、今現在自分の性別を自分から言わなければ女ばれる確率はほとんどありません。
なので、自分は基本面接時には言わない時もあります。(理由はめんどくさいという理由もあります笑笑笑)
入ってから実は女ですというか、入る前に言うか、、、多分人それぞれ言うタイミングは違うと思いますが絶対入社前に言わなきゃいけないといったルールもないですよね。
なので会社によって色々変えてますが、以前働いていた某大手物流会社には一次面接では特になにも言わず
面接フォームには男として記入しました。
ですが、一次面接後に連絡がきて
なぜパスポートの性別と記入フォームの性別が違うのか、、、
という問い合わせが来ました。
そして、その返答もしました。
そこまではいいんです。
ですが、次の返答が
『某大手日系物流会社は法律にのっとって書類の作成などを行うため社内での名前の記載はMSになります。また、トイレは正式に性別変更するまでは女子トイレを使用してください。それが嫌であれば二次面接はいたしません。』
といった内容でした。
正直それを読んだときはびっくりしました。
面接時で女ってきずかなかったくせに、女子トイレ使えだと????
ちょっと怒りを覚えつつ、少し反抗してみました。
『この見ため、この声で使うことに関して会社の指示まなそうします。しかし、全社員にそれを知ってもらって自分が女子トイレを使う際に不便なく使用させてください。』
どんな返事がくるだろう。
少し返事を楽しみに待っておりました。
そしたら無事に二次面接で詳しく話しましょう。でした。
そして、無事内定は決まったのですが
面接時に言われたのはこんな内容です。
・我々は誰もがみな平等に働きやすい環境を作っています。
・基本的なルールは法律上のもと行います。
・トイレは多目的トイレを使用して下さい。
・正式に性別が変更した際はすぐに男性へすべてを変えます。
・性別の事はみんなには伝えません。
こんな感じの内容でした。
この時点でいろいろ矛盾してるところあるけどまあいいや。
そんなノリで入社を決めました。
入社後
ここからは、入社後のお話です。
入社後、まあまあ予想とはかけ離れていました。
上司しか知ればいい内容を同じ部署内全員しっていました。
まあ、最初から理解されないことはわかっていたんですけど
やりかたがあまりにもひどすぎるなーと。
もうただの、体は女性だけど心は男性の性別です。
って言っているようなもんですよね。
以前も、LGBTQの中でもTは他と違うと話しましたが
それはまさにこの事です。
人によってレベルは違うけど
中には自分の過去を隠したい人もいます。
FTMという性別ですといって生活したい人
男です。といって生活したい人
どちらともいると思うし
他の考えの日人もいると思います。
でも、治療する前であからさまに女ってわかるならまだしも
男っていってもばれないほどになったのにこれはなーと思いながら仕事をしていました。
そして、社内では社訓本みたいな会社のことが書いてある本があります。そこにも思いっきり性別に関しての内容があるんです。
性別、年齢、国籍問わず平等に的な、、、
いや、もう性別に関して問いすぎてるやん。。。。
トイレもなんで男子トイレ使えないのか不明だし。。。
みんな女性だけど心は男の人って感じで認識してるし。。。
もう入社した時点で時すでに遅しですね(笑)
がしかし、某大手日系物流会社。
矛盾な事ばっかりだからいろいろ問題起こすんだろうな~と納得しました。笑
自分か?お金か?
もし、みんながこの立場になったらどうしますか?
自分は、日本社会で働いたことがないから日本の会社の事とかはよくわかりませんが、多くの人が日本でも同じ経験をしたことがあるのではないでしょうか。
給料で我慢できますか?
それとも、自分をとりますか?
人それぞれ価値観も違うのでなんとも言えませんが
自分は自分をとりました。
より良い世の中へ
自分の思いは、日本がもっとLGBTQに優しい国ではなく
みんながそれぞれ自由に生きれる国になってほしいと思います。
それによって自己主張ができる、自分を出せる人がさらに増えるでしょう。
アメリカは自分のやりたいことが出来る国。前にこの言葉を聞いたことがあります。
でも、それは本当にアメリカが何でもできるのではなく
やりたいことを否定されない。
それが一番の要因です。。自分は、まさに言語が物語っていると思っています。
英語ってやたら相手を褒めますよね。
Sound good. Nice. Seems good. I am glad to hear about that.
などなど。
こういった文は、会話の最初に来ることが多いです。
話を聞いたら、まずポジティブな事を言う。
その習慣がアメリカにあるからこそ自分を出しやすい、自分の考えを言いやすい国なのかなと感じています。
日本も早くそうなればいいな~。そう毎日思っています。
じゃ、今日はこの辺で(^^)/
道-MICHI-