⑱次男が20歳になり、「親権」から解放されたものの長男と次男の間にできた亀裂
子どもを育てている親が離婚した場合、直面する問題が「親権」です。海外では「共同親権」といって父親と母親の「双方」が親権を持ちますが、日本は「単独親権」といって「どちらかの親」にしか認められていません。これは子どもが成人するまで続きます。
その子を産んだ母親自身であっても、必ず親権が取れるとは限りません。父親側が親権を獲得し、子どもと同居することになったとします。「別居親である母親が自分の子どもに会えるかどうか」は同居親である父親次第。同居している親が子どもと会わせることを拒