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日本の少子化、本気でやばいよね?から考えたこと

日本の出生数はついこの間、100万人を切ったと思ったら今年は70万人を割り込む可能性があるとのニュース報道を見てショックを受けた。

何でだろうね、これ、本当に誰にもわかんないね。
少子化対策が足りていないとか、そういう事だけじゃない気がする。
初産年齢が上昇しているっていう話を合わせて考えると、やっぱり子供を作ることを躊躇っていたりだとかタイミングを見計らっていたりだとか
子供を持つことへのハードルが高まっているからこそ心の準備、お金の準備を整えるのに時間をかけているのだろう。

それはどうして?
きっと、日本で何の準備もしないで子育てし始めても誰も助けてくれないし、お前が悪いんだ、と後ろ指さされるからじゃない?
結局、子供って「親が蒔いた種」としか扱われない。
だから、親がすべて責任を取らないといけない。
日本は、そんな社会になっているんだと思う。
都会一極集中でひしめき合って仲良く暮らしているようで、心の距離は全然遠くて、物理距離が近いからこそ競争して無視して、助け合わない。

この自業自得社会、ネットで誹謗中傷しあう社会こそ、少子化の最大の加速原因なんじゃないかと思う。
何歳で産んでもいいじゃん、みんなで助け合えるんだから!
みたいなお気楽さが無いと、そりゃ躊躇うさ。
「あんたが産んだんだから、自分でどうにかしなよ」
「何も考えないで子供つくるから、そうなるんだよ」
とか言い合ってる時点で、もうだめだと思う。
子供はみんなのもの、社会の宝なんだって気持ちで、誰が産んだ子であっても助け合って支え合おうよ。

加えて、国の手薄な補助。
話題のひろゆき氏のX投稿がとても分かりやすい。

海外では20代で出産するのが普通の国だってたくさんある。
学生であっても、社会人1年目であっても、心やお金の準備ができてなくても子供を産めたらいいのに。
それが普通の社会になるといいのに。

あと、日本は結婚のハードルの高さも見逃せない。
ここではなぜか男性差別が起きている。
結婚するときには、男性が女性に申し込むスタイルも、終わりにしよう。
二人で支え合うのだから、合意があればそれでいい。
男だけが稼ぐ時代も終わり。
女性も働いて自立して、男性にもっと家事育児を分け与えよう。

加えて結婚と子供を結び付けすぎだとも思う。
結婚しないと子供を持ってはいけない、という固定概念がまだまだ根強い。
だから、結婚のハードルを越えてお金をためて戦闘態勢が万全に整わないとなかなか子供を作ろうってならないんだと思う。
海外では婚外子なんてたくさんいるし、ステップファミリーも多い。
先日、宮沢氷魚さんと黒島結菜さんがパートナーの関係で子供を産んだ。
お二人にはグローバルな感覚があるからこそ、このような選択をしたんじゃないかと思う。
若くして子供を授かった時に、今の自分では産めないと思わせない社会を作るべきなんじゃないかと思う。
それは、心理的にも、経済的にも。

さらに、まだまだ女性は家事と育児を両方負担している。
私の会社だって、まだまだ時短は実質女性だけの制度。
男性だって使っていいんだよ?
でも、男性社員の奥様の多くは専業やパートが多い不思議。
明らかに分担していることが見えるのは、社内婚の夫婦くらいだ。
日本はまだまだ、女性が家事or育児を選択する国だ。

もっと、気楽に子供を作れる社会にしようー!!
もちろん、子供がいる人が偉いんでも、いない人が残念でもなく、
どんな状況にある人もみんな、
お互いに寛容に、応援して、助け合えるようになろう。

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