withコロナで急成長!?D2Cビジネスモデルを調べてみた
D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、自社で企画・製造した商品を消費者に直接販売するビジネスモデルのこと。アメリカなどで10年ほど前から盛んにスタートアップが起きており、ユニコーン企業(非上場ながら評価額が10億ドル、約1200億円以上の企業)も多数出ています。日本では原宿に路面店を出したサステイナブルスニーカーブランド「Allbirds」などが有名ですね。
そんなD2Cビジネスがこのコロナ禍で注目を浴びています。その理由はEコマース。現在D2Cブランドの多くが、ECサイトやSNSを使ったEコマースに力を入れています。わざわざ人混みのなか店舗で買い物をするという行為が、スマホ一つで完結する。そのような便利さや、コロナ等に対する安全性が高く評価されているのだと思います。
また、このD2Cを違う見方で注目したいのが、ミレニアル世代に人気だということ。これにはD2Cの特徴として、「モノではなく、世界観を売る」というアプローチがあります。SNSを積極的に活用することで、ブランドが商品を通して伝えたいメッセージを届けやすくなる。ブランドへの共感に価値を置くミレニアル世代の消費動向に応えたというのが、人気の秘訣かもしれません。
日本ではまだまだ未開拓のD2Cビジネス市場。SNSをメインとしたコミュニケーションが進んでいきます。ミレニアム世代の共感を呼ぶようなブランドコンセプトが必要となり、これから欧米のノウハウを取り入れた日本独自のビジネスが発展するかもしれません。
【参考】
日本にも来るか、D2Cの波 ~アフターコロナに急成長が見込まれる事業もdるとは?~
https://wisdom.nec.com/ja/series/orita/2020042701/index.html
冨澤
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