キューバローカルの暮らし
キューバへの道のりを経て
ようやく着いた時には
すでに家を出てから30時間が経過していた、
赤ちゃん連れの初海外、かなりの疲労困憊。
到着したものの、荷物がいつまでたっても出てこない。
それも、機内に預けたベビーカーが。
日本からメキシコに降りた時には真っ先に預けていたベイビーカーを受け取ってから移動できたものだった。
飛行機が着いてから1時間以上荷物を待って(というかベイビーカー待ち。)
赤ちゃんをずっと抱っこした状態で汗だく。
空港で働く人々は本当にキレてる人が多い印象。
かなり恐かった。
ようやく、ベビーカーを受け取り
旦那のママとはじめましてした。
旦那は3年半ぶりの再会で、
このたびの一番の目的は、ママに生後2ヶ月の孫を会わせることだった。
Havana国際空港を出たのが夜の12時。
私達はレンタカーを借りて旦那の実家へ向かった。
レンタカーはPeugeotだったけど、
とにかく汚かった(えー洗車しないでレンタカー貸し出すの!?ビックリ)
そして驚くほどガタガタの道を走ること40分(赤ちゃんが浮くレベルの凹凸)
旦那の実家に到着。
あまり治安はよくなさそうな(観光客や外国人は1人もいなさそうな)集合住宅に到着。
とりあえず私はお腹が空いたのと、
あまりに疲れて早くシャワーが浴びたい。
できることならバスタブに浸かりたかった。
この時間に食べれる場所がないとのことで
仕方なくサラミとパンで空腹を凌いだ。
そして、シャワーは、
残念ながら12時で水が止まるので明日の朝にしてくれ
という衝撃の一言により
心が砕けそうになった
仕方なく赤ちゃんのお尻吹きで身体中を拭いてその日は寝た。
水が出る時間帯は決まっていて、
朝7時から夜12時まで。
その間にも1日何回も水が止まる、
その際は、一応少しだけ蓄えのタンクがあるのでそのスイッチを入れれば少しは水使えるけどたくさんは使わないでね!とのことだった。
(後日、そのスイッチをオフし忘れてとんでもない事件が起きる)
服を脱いでいざ!と蛇口をひねるものの水が出ない。
というわけでお湯を沸かしてタオルを煮て
温タオルで身体をふいた。
まともにシャワーが出来たのは到着から2日後だった。
シャワーの水量、1センチ。。
まじで、この水量でどうやって身体綺麗に洗うの!?!?
ところで、、
お腹が減ってもう無理。。
旦那が子どもの頃からお世話になって信頼している、アーティストのおじさんの家へお邪魔した(食べ物もらいに)
これぞ噂のキューバンサンド!
ハンドメイドのカウンターテーブル。お洒落。
画家兼アナログインフルエンサーであるこのおじさんは、
中間業者のような仕事をしていて、
お肉やビール、野菜などは全てこのおじさんの"コネ"を通して買っていたようだ。(システムが分からず理解するまでに時間がかかった)
その後、旦那が幼少期に育ったというゲトー地区にて大きなカルチャーショックを受ける。
幼少期時代を過ごした地域で旦那の元ご近所さんにバッタリお会いしたら同じ月齢の赤ちゃんだった。
サイズ感の違いしろ、暮らしの違いにしろ、
この区域では、 私はそこに存在しているのが辛かった。
水や電気も充分に足りない。
下水も外に流れて臭いがすごい。
インターネットも家に引けないことになっていて、特定の場所にいかないと繋がらない。
21世期、令和の時代にこんなに不便な暮らしをしている場所があるのか。
それでもキューバは南米の中で最も安全と言われているのは、
国民全員に教育となる医療が無償で保障されているからなんだそう。
これは、単なる貧困という言葉では表せない何かがありそうだ。
とにかくたくさんの衝撃インフォメーションの数々により半日で私の頭と身体はパンクした。
ごめん。
赤子とこの衛生レベルに気を遣うのに疲れた。
臭いも限界。帰りたい。
でもその前に常にお腹が減ってるのが耐えられないから何か作りたい。
スーパーに寄らせて。
大都市スーパーマーケットの現状。
オバマ大統領からトランプ大統領に変わってから物資難が深刻になっているようだ。
噂通り本当に物が無かった。。
あっても種類が極端に少ない。
あと3週間生きていけるだろうか。。
産後の警戒心&防衛本能MAXな脳と身体は
不安に苛まれた滞在のスタートとなった。。
続く。
次回、キューバのトップダンサーからダンスを学ぶ。
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