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【超絶孤独だった新卒デザイナー時代。でも今を作ってくれた、エピソードベスト3】


数ある記事の中から目を留めて頂き、ありがとうございます!
自粛期間はお家でものづくり、Liall.のshibutyaです。

まず始めに「スキ!」が100を突破しておりました!
いつもみなさま、ありがとうございます!
これからも毎日note継続して参りますので、よろしくお願いいたします!

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さて、今回は少々泥臭い面から「デザイナーになるまで」を3つのエピソードを通して、リアルにお話したいと思います。全然臭くない、綺麗な記事はこちらからぜひどうぞ!

「GW予定ないし、引きこもってデザインでも始めてみようかな」というあなたに必見です!


「吊り革広告」と「看板」を眺めることから

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まず、デザイン初心者の頃は「眺める」ことから始めました。始めの一歩が高すぎると一気にやる気が無くなり、継続できないタイプでしたので、「気軽に継続できる」ことからやってみました。割とたくさんの方から教えて頂いたのですが、「世の中に既に存在しているデザインは、プロのデザイナーさんが、アイデアを練りに練って考え出した努力の結晶(いろんな事情で歪められていない場合を除く)」だそうなので、その中で下記のポイントに注目して眺めていました。

デザインコンセプトを予想する
余白の使い方
配色
フォント
自分だったらどうデザインをするのか

(正直に言うと、最初の頃はそんなこともせず、電車で爆睡してました)

新卒で入った会社は建築系で意匠図(サイン)のデザインがお仕事のメインだったので、特に「余白の使い方」を注目していたように思います。上記に引用した記事にも書いたのですが、仕事を始めたての頃、とにかくIllustratorの操作がとにかく苦手でした。四苦八苦していたある日、先輩から「サインを一日眺めるだけで良い」とアドバイスを頂き、眺めながら「余白は大体このサイン上の何分の一かぁ」「この余白はここを映えさせるためにあるんだ」と一つ一つ学びを蓄積していきました。そこを意識するだけで、デザインの一発OKがかなり増えましたし、何より「双方が納得のいくデザイン」ができるようになりました。

余白を書籍でパパッと学びたい方は、こちらがオススメです!(再度掲載)

ん?「双方が納得のいくデザイン」って何の話?これが、どれほど大事なことなのか、私が行いがちだったミスの一つとして、「自分本位のデザインをする」があります。
ある日起きた事件を例に併せてお話してみます。

「床に投げ捨てられた資料」が、デザインへの考え方を変えた

それは次の転職先に入社して1ヵ月が経過した頃、おきました。
作成物の色校正を行い、先輩にもOKを頂き、いざ社長に「確認をお願いします」と見せたところ、突然「バーーーーーーーーーン!!!」と床に資料を投げ捨てられました。

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(初めて見た!ドラマのワンシーンがここに…!)

そこから部屋中に響き渡る声で、こう怒鳴られました。
「いいか?!実物の色をよくみたんか?!何度も確認したか?!何でこの色を選んだんや、それで俺がOKを出すと思ったんか?この資料はコンクールでも一番大事な書類なんやぞ、それをお前らの勝手な都合で、自分本位に変えて良いと思ってるんか?そんなに勝手にやりたいんやったら、お前らが勝手に応募して、提出すればいい!」

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(私、聖徳太子やないから、いっぱい言われてもわからない…)

指摘されたことは、おおよそこんな感じだったように思います。つまり、私が「お客様(この場合、社長)の意見を正しく汲み取り、表現することができていなかった」ということです。

(床に資料を投げ捨てる行為の是非は別として)少なくとも「自分がやりやすいからこうデザインした、この色を選んだ」という認識をお客様に与えてしまった、丁寧な仕事ができていなかった」と深く反省しました。そしてこっそりトイレで泣きました。
その後は再度納期ギリギリまで調節を行い、もう一度先輩OKを頂いてから社長のご自宅まで謝罪にいき、そこでようやくOKをもらうことができました。

この一件があり、今は「お客様が求めていることは何か、それを踏まえた上でそこを超えて行くにはどうすれば良いか」を軸にデザインを行うよう心がけています。その後、別の仕事を受け持った際は、次の3つのポイントを重視してデザインを行なっていました。

お客様が求められていることは何か
デザインにおいてお客様が大事にしたい点は何か
より喜んでもらうための+ワンポイント

これを継続することにより、お客様からの修正依頼は半分以下に減り、クレームは0になりました。また発注数が増加し、社内外問わずデザインを依頼される数がグッと増えました。
もちろん、この考え方は継続するように心がけています。(それでも時々、ミスをしてしまうことはありますが!)


「全部やり直しやな。」フィードバックが成長への近道

この言葉を聞いた時、背筋が凍るような思いがしましたが、とても勉強になった場面だったのでお話したいと思います。
ある日、業務でアイコンを2日かけて30個ほど制作したのですが、これを全て作り直しになる事件が起きました。そもそもの原因はなんだったのか、そう「ダサい」です。

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(辛すぎますやろ…)

5個程作った段階で誰かに確認してもらえばよかったものの、自分の力量を過信して仕事を進めてしまい、最終的に「超絶ダサいアイコン」を量産してしまったのでした。時間と労力を無駄にしてしまったことに呆然としていましたが、ここからの先輩の指示がすごかったのでお伝えします。

その超絶ダサいアイコンの一つ一つの「どこを改善すればよくなるか」を資料に書きながら、丁寧に説明しながら教えて下さったのです。本当にこれだけで30分以上教えて頂き、大変わかりやすかったことを覚えています。もちろんその通りに修正すると目に見えてよくなっていくことがわかる。「全てやり直し」が苦にならないほど「デザインがよくなる」ことは大変嬉しかったですし、「客観的に見てもらって、適切にアドバイスをもらう」ことが成長に繋がると言うことを身にしみて実感しました。

これは本当に勉強になりますちなみに、その先輩から「このデザイン、う◯こだね。」と言われたこともあります。悲しいと言うよりは、どちらかと言うとありがたかったです。危うくう◯こを量産してしまうところでしたので。(お目汚し発言失礼しました)

皆さんもぜひ、「正直に意見をぶつけてくれる」人がいる環境へぜひ飛び込んでみてくださいね!

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(一生ついていきます、センパイ!)

今からデザインを始めるあなたに!おすすめのサイト3選!

「いやー、とりあえずStay Home週間だから、家でさっとできること何かないの〜?」
そんなあなたにおすすめなサイトをいくつかご用意いたしました!

【retrobanner】
余白を知るならまずはバナーから!圧倒的におすすめなのがこちら。
様々なサイズがあり、業種やカラーからも絞り込みができるので、「自分が苦手なデザイン」を集中的に特訓するのにおすすめです!


ちなみに、Liall.ではInstagramで「バナーがちょっとよくなるワンポイントレッスン」も投稿していますので、是非ご覧下さいね。

【ikesai】
「このサイト作る時ってどんなレイアウトが多いだろう?フォントは何が良いかな?」など、web制作での参考にかなり便利です!サイトを作る時だけでなく、「ロゴ」や「アイコン」などの素材を作る際も役に立ちます。

【pinterest】
「正直、手を動かすのが面倒くさい…」そんなあなたにおすすめなのはこちら。
とにかく見るだけ、眺めるだけ!これだけでも十分勉強になりますし、自分の好きなデザインをストックして置くだけで、後々参考画像としてかなり使えます。
デザインを探していたつもりが、いつの間にか趣味のイラストや写真を集めていたなんてこともありましたが笑


コツコツ積み上げ、今日も一緒に!

いかがだったでしょうか?
「ある日目覚めたら、プロのデザイナーになっていた!」というわけでもなく、地道な積み上げとフィードバックによって、今の自分があるなぁとこの記事を書きながら思いました。

「一つ一つ小さなことからやっていく、それを決まった期間で継続する」ことを続けるようにしています。ここに書ききれていない上手くいかなかったこと、のたうち回ったことも沢山あります。でも、大丈夫です、私でさえ泥にまみれながらデザイナーとしてお仕事をすることができました。一つずつ乗り越えれば、いつの間にかあなたもデザイナーとして成長していること間違いなしです!

一緒に今日もデザインをしていきましょうね。

記/shibutya

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