【個性の大渋滞。】「愉快な仲間たち」がいると、人生が最高に楽しくなる話。
数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
Liall.のshibutyaです。
今回は番外編で、デザイナーと少し離れたお話をしたいと思います。
突然ですが「類は友を呼ぶ」という言葉、あれ本当だと思うんです。
例えば、私が出会った個性豊かな仲間たちは時系列で並べると、こんな感じです。
・私が絵を描いているのに、突然チェーンソーを向けてくる友人
・大好きな二次元の推しに、年間100万以上貢ぎ続けている友人
・連日の制作で疲弊し、口を開けば下ネタしか言わない人(歩く18禁)
・コスプレを極めすぎて、何にでも擬態できる友人
・戦車が好きすぎて、仕事中Y◯UTUBEを視聴し始める先輩
(なお、仕事はしている模様)
・オンラインゲームをプレイすると、必ず無課金でランカーになる人
(個性のサラダボウルや…)
ちなみに3番、私です。(学生時代)
今回は、その中で厳選3エピソードでお送りします。
個性が強い友人を持つと最強になれますし、何より「自分らしくいて良いんだ」と自信を持つことができます。「自分に自信を持ちたい!」というあなたにおすすめの内容です。
エピソード1:私が絵を描いているのに、突然チェーンソーを向けてくる友人
…ジ◯イソンかな?
美大生の頃、平日は連日22時頃まで居残って制作をしていることが多かったのですが、その際にあった出来事です。
真剣に絵に向かって繊細な線を描いている最中、突然隣で「ギュイーーーーン」と凄まじい金属音が鳴りました。そこで友人が一言。
「ちょっとさぁ〜なんか切っていい?(ギュイーーーーン)」
(…あの、矛先私に向いてるのなんで?なんで薄ら笑いを浮かべてるの?)
基本、缶詰で制作をしていると納期に終われ、途中で狂ってしまう人が続出します。これは「デザイナーあるある」なのですが、「あまりにも間に合わない」ので現実が受け止められないんですよね。社会人になってからも時々あります。似たような事柄で、0時に「外の空気吸いに行くか〜」といって仕事部屋から出たら、先輩が無言でシャドーボクシングしていたのを目撃し、見ないふりをして部屋に戻ったこともあります。
「制作は人を狂わす。」でも意外とそういう状況下でできるものって良いものができたりします。
この「チェーンソー友人」も、この時に描いた絵がその道の登竜門と呼ばれる展覧会に入選し、大きな美術館で飾られていました。「精神状態が限界突破」した時に作られた作品は、そのバックボーンも含めて、相手に何かしらのインパクトを与えるんだと勉強になりました。
その後、どこから持ってきたか分からないチェーンソーはいつの間にか没収されたそうで、別の日には「糸ノコギリ」で脅されました。
エピソード2:大好きな二次元の推しに、年間100万以上貢ぎ続けている友人
「人は見かけによらず」と言いますが、ぱっと見は普通のどこにでもいるOLという印象の友人。しかし「給料の8割近くを推しに貢いでる」という筋金入り。
私もやりすぎかなと思ったのは、「同じ映画を3回見にいった時」でしたが、それどころではなかったです。同じ状況だとその友人は、数十回行っていたように思います。グッズ、2.5次元舞台、ツアー、コンセプトカフェなど、「提供される全てのものを網羅しに行く」その熱量と意気込みがすごかった。毎日、SNSチェックをして新着情報を確認、良い情報があれば仲間たちに連絡してスケジュール調節→オンライン予約ならPC、スマホを複数台準備して同士と連絡を取りながら公演を押さえる。(ディレクター向きでは?)期間限定やご当地グッズはそれぞれ「3個ずつ」購入し、「観賞用・保存用・布教用」と分けておく。
…などなど、愛がすごいです、本当に。
「私が仕事で一生懸命稼ぐのは、今後の推しの活動がもっと活発になってほしいから」と聞き、普通に感動しました。「仕事で貢いでます」と言わんばかりの勢いでした。
好きなことに夢中になっている人の話を聞くと、とてもワクワクしますし、元気になれます。「戦略を立ててグッズを買いに行く話、プレゼント抽選の確率が上がるハガキの書き方」など、普通にマーケティングでも使えそうなことを彼女は実践しています。
…ちなみに彼女の推しが登場するアニメ、「名探偵コナン」って言うんですけど。
(この記事の3位のキャラクターです、一時期人気が凄かったですよね。推薦者コメントもめちゃくちゃ面白いのでぜひ見た下さいね。)
エピソード3:連日の制作で疲弊し、口を開けば下ネタしか言わない人(歩く18禁)
私です。(懺悔)
これは地面にめり込むぐらい土下座し、深く懺悔すべきことだと思うのですが、疲弊するとただでさえ元から低い知能指数が低下してしまいます。そこで何が起きたのか。
「…◯◯って◯◯の時、ものすごく◯◯そうだよね〜〜〜」(自主規制)
(何いってんだ、こいつ…)
ちょうどその時、公募に出品するための自分の身長よりも高い絵を描いていて「初めての公募」ともあり、疲弊していました。栄養バランスが取れていない食事をおそらく2週間は続けていたように思います。当然目の下の隈も、どす黒くなりかけており、風貌はホームレス状態。女性の身なりをした、中身は「おっさん」になりかけていました。
結局、そこから優しいクラスメイトの支えがあり、無事納期に間に合い、初入選を果たすことができました。エピソード1と近いですが、やはり「究極状態」でのものづくりは「最強」です。もちろん、「安定的に素晴らしいアウトプットができる人」を尊敬していますし、できれば私もそうなりたいのですが笑。
あまりにも缶詰が続くと、心身共におかしな方向にいってしまう可能性があるのでおすすめはできません(経験済)納品後、1週間程体調を崩してしまった記憶がありますので、ものづくりはほどほどにお願いしますね!
「類は友を呼ぶ=最高!」
いかがでしたでしょうか?
私含め友人方も、「個性がだいぶ強い」とお分かり頂けたかと思います。
正直、友人方には出会えて本当に良かったと思っていますし、私自身毎日刺激をもらえるので本当に幸せです。「個性が強い自分」をオープンにすると、意外と受け入れてくれる人もたくさんいます。またそういう方と仲良くなり、深く突っ込んだ話ができる人が何人もできると、いざという時に助けてあげられるし、自分も助けてもらえます。そういった意味で、「個性が強い」は最高です。
世間一般では、この「個性が強いことを気にする人」が多くいるように思いますが、私はそうは思いません。私も社会人として一応「一般人に擬態」しているわけですが、それをずっと続けると疲れてしまいます。どこかでハメを外さないとやってられないと思い、(法律に違反しない程度で)個性を出しています。
同じ人間なんて一人もいないわけですし「みんな違ってみんないい!」だと思うんです。
気にせずいきましょう!
これからGWを過ごされる方、それぞれにとって素敵な時間を過ごせますように。
記/shibutya
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