思い出す。
ペルテス病で約8ヶ月入院して、
離れ離れだった寂しい生活からやっと解放。
まだまだ治療は必要だけど、
無事に退院する事が出来たうちの子。
共に生活をし出すと、
そう長くせず思い出す。
あぁ、
そうだった。
「待てない」「忘れる」「ウロウロする」
表立った特性。
約8ヶ月、
離れて寂しい気持ちの影に、
「楽」の気持ちが隠れていた事に気づく。
気になる事があると、
こっちの事はお構いなしで呼び続け、
話しかけつづける。
ペルテス病はまだ治った訳ではなく、
注意する事を病院の先生からも
幾度となく説明があったけど、
それでも注意が向かず、
禁忌の動きをとってしまう。
家の中でも、外でも、
常に動いてることが多い。
そうだった(笑)
常に一緒にいる生活から、
自然と対応力がついていたんだね。
それが、
ちょっと久しぶりなもんで、
アワアワする。
走り続けてたその期間は、
心にも余裕がなくなってたと気づく。
離れてた期間は、
心に余裕を持たせてくれる
機会だったんだと気づく。
寂しい期間も大切な期間だった。
辛いキツいなと思う期間も、
何かしら得られるものが多かった。
一人じゃなかったから、
いろんな人(家族含め)の
協力や支えがあったから、
不安やキツさが分散された。
離れてた期間の「楽」さがなくなった現実。
また走り続けて、
心も余裕がなくなるかもしれない。
でも、
立ち止まって見た景色は覚えてる。
心の余裕を取り戻すためのあらゆる手段。
一人で頑張らなくていいって
気づかせてくれたいろんな人の手。
思い出す。