夫婦間の価値観や考えについて掘り下げてみた。
わかっているはずなのに、
夫婦でもそれぞれ一人の人間として
考え方や価値観が違うことを
ついつい忘れてしまう。
それぞれ違うのに、
どうやって同じように子育てできようか。
子どものために考えていることは同じ。
でも、考え方ややり方が違う。
それを統一するのって、
同じ方角を向く子育てって難しい。
難しくしているのって何なんだろう。
① 子どもをどれだけ理解しているか。
② 子どものもつ障がいを
どれだけ理解しているのか。
③ 子どもの置かれている環境が
子どもにどう影響しているかを
どの程度理解しているのか。
④ それぞれの価値観やモラルの違いを、
どれだけ理解しているか。
⑤ 夫婦それぞれのコミュニケーション力が
どう影響しているか。
だろうか。
① こどもをどれだけ理解しているか。
それこそ、
自分の子どもといっても
自分以外の人の気持ちや考えを
理解するのって難しい。
自分の価値観で人は物事を見るから、
たぶんちゃんと理解はできていない。
その中でも、
生まれてから今までの子育ての中で
長く一緒にいて接しているほうが、
性格や癖や考え方・喜怒哀楽のパターンなどを
理解しやすいんだろうと思う。
② 子どもの持つ障がいを
どれだけ理解しているか。
これは、①と一緒で
子育ての中で長く一緒にいて
接している時間が多いほうが
より多く知識を持っているのだろう。
そして、
知ろう・学ぼうと思う意識が
高いほうなのだろう。
③ 子どもの置かれている環境が
どう子どもに影響しているかを
どの程度理解しているのか。
これって、
いろんな場面があると思うが、大まかに。
・理解ある親と一緒に生活する環境。
・熱心な無理解者である親と一緒に生活する環境。
・親に虐待や放置される生活環境。
自分たちは、
愛情込めて子どもを理解しようと
努力していると思っているが、
実際に子どもからしたらどうなんだろう。
与えている影響は
客観的にみることは現状難しい。
子どもの成長過程や
影響を受けただろう結果で判断するのだろう。
ただ、想像することはできる。
④ それぞれの価値観やモラルの違いを、
どれだけ理解しているか。
お互いの価値観やモラルって、
そこまで深く考えながら日頃過ごしている夫婦は
あまりいないのでは。
それこそ、
感覚的にお互いがお互いをぼやっと感じて、
お互いにぼやっと
「あなたってこういう人だよね~」的で、
居心地が良かったり悪かったりの世界なのかな。
⑤ 夫婦それぞれのコミュニケーション力が
どう影響しているか。
言いたいことを言える人は言えるだろうし、
言いたいことを飲み込む人もいる。
それこそ、
夫婦間であっても言ったらいかんだろうなと
思って遠慮していることもあるなぁ。
夫婦それぞれでコミュニケーション力が
高かったり低かったりはあるだろう。
夫婦だからって、
上手く伝えられるばっかりでも、
言わなくてもわかるばっかりでもないだろう。
それによって相手に伝えられることや
伝わることも変わってくるだろう。
掘り下げてみると、
難しくなってる原因も多種多様。
そういう時は立ち止まって意識してみよう。
原点は
「ありのままでいい」存在を認め合うこと。
子どものことを考える以前に…
夫婦それぞれの価値観や考えを認めてみよう。
認めてもらうように努力できることは、
お互いの気持ちや考えを具体的に
知ってもらおう。
同じ方角に向かうために…
子どもがどうあるべきかではなく、
子どもの存在自体を認めてみよう。
そして、
認めるということには
お互いを理解することが
大きくかかわっているように思う。
ペアレントトレーニングは大事。
理解するためには情報を得て学んでみよう。
一緒に意識して学んでいけると、
同じ方角を向くことにもつながるかもしれない。
といっても、難しい。
難しいことは当たり前で、
大きく結果を求めずちょっとずつ
意識して前進してみようとも思う。
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