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乳がん/退院から8ヶ月(年内最後の診察)

2024年12月18日(水) 朝いちの診察

病院には父の運転する車で向かう。ずっと1人で通った病院、1人で行けるしその方が楽。第一親に送り届けてもらう歳じゃないし!だけど母に言わせるとそれは私に何かしてやりたいという父親心のよう。気持ちを汲んでやってと。これが親孝行になるのかな…それなら。私が乗る前にちゃんと車内をあたためておいてくれるところ、彼氏みたいやん(笑) 車中おしゃべりが弾むこともないが、どことなく横顔が嬉しそう?こんな時間も尊いなぁと感じる朝。父とはこんな関係。

年末だからか混んでいて
40分押しで番号が呼ばれる。

「おはようございまーす!先生お久しぶりですねー!」またもや久しぶりの友だちに会う気分で飛び込んだ診察室には別の医師がいた。「あ、ごめんなさいね。今日主治医の先生は腫瘍内科に行っていて代わりに私が担当します」とその医師。

なーんだと残念におもったが切り替える。
矢継ぎ早、LIAの質問コーナーだ!

五十肩の報告

「先生、五十肩ですけどね、腕はここまで上がるようになりました。こうしてやってると痛みが出た時に続けるのか無理せず辞めるのか…その匙加減が難しいです」と言いながら自信だけは満々によいこらと上げてみる。「あぁ、確かに前回の主治医記録より上がるようになっていますね、いいねその調子!多少痛くても少しだけなら我慢してやってみて」と具体的に動かし方などを伝授。私は主治医がそんな細かい記録を残していてくれたことに感動♡

生理まだあります

「もうそろそろ終わりそうですがまだあります。タモキシフェンが生理を止める薬ではないと伺っていますが、女性ホルモンとやらは本当に少なくなっているんですか?それは何かでわかるんですか?服薬から半年、その甲斐があるのかないのか知りたいところです」「女性ホルモンの値、変動は血液で調べることができます。次の診察で採血があるからまとめて調べましょう。もしそこで心配な値が出たらリュープリンという注射を打って女性ホルモンをさらに抑える(生理は止まる)という手だてはあります。年齢的に多分大丈夫だとおもうけど」「えー注射、いやです!!」とだけ言っておく。

婦人科の結果

健康診断受診時の婦人科診断結果を持参した。そこには半年後にまた検査して。と書いてある。「これ受けた方がいいですか?」と私。「この内容だと絶対ということもなさそうです。どうしても気になるとか、婦人科の先生が必ずということなら受けてください」やはり婦人科は担当外なこともあって歯切れはいまいち。「じゃ、また来年の健康診断でいっか。とにかく余分なことはしたくない」と訴えておく。ちゃんと主治医あての伝達メモに入力してくれてるのを見届ける。

処方箋に

ダメ元で「五十肩にピップエレキバン良かったんで、あれ出してもらえません?」「あれはね、市販薬なんで難しいです…だけど肩に良さそうなら貼ってくれて大丈夫ですよ」そうか…やっぱりあかんかったー(笑)

傷口チェック

最後に傷口を診察していただく。最近はこのnoteで親切な方に教えていただいたマイクロポアテープを傷口に貼っていることを伝える。「特に貼らなくてもいいけれど、貼って気持ちが楽になるなら続けてくれていいですよ。そのテープで大丈夫。少しだけ傷口が広がってみえるので、こうやって貼って」と傷口を寄せて貼る方法を教えてくださる。

傷口が広がってるなんていわれたからゾッとした。えーーという顔をしたからか「広がっているといっても少しだけで、傷口はとっても綺麗ですからね、大丈夫よ」フォローも欠かさない。やるな!


おおよそ20分程度の診察が終了
今日も聞きたいことが聞けた


主治医との初対面は今年の1月だった
今日はこの1年の御礼を伝えたいとおもっていた
それはまた次の機会にしようか


次回は3月19日
採血と乳房エコーマンモグラフィがある
少しだけ大がかり
主治医に会いたいな


夜。父に次の診察日を聞かれる。
何も云わずにキッチンに向かう父。

まだ来年ものが貼られていないキッチンのカレンダーに日にちと小さな印を見つけた。
入院日を報せた時に書いていたのと同じちいさな印。それが私との約束を表すんだな。

カレンダーを新調したら
お父さんのことだ
書き写すの忘れるんだろうな~
まあそれでもいい


私の印ずっとずっと書いてちょうだい
尊い時間がわたしもたのしみ









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