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キャリアのための転職 | エージェントの活用方法を教えます
皆さん、こんにちは!本田祐樹(@office_lia)です。
本日は「転職エージェントの活用方法」についてお話していきます。
転職活動を行う際に多くの方が転職エージェントを使われるのですが、「上手く使いこなせてないなぁ」と思うことが多いです。
転職は人生にとって大きなイベントなので失敗したくないですよね?
これからお話することを参考にすることで、転職の裏側を知りながら転職活動を後悔なく終えることができます。
まだ転職に興味がない方でも今後の参考になるはずなので最後まで読んでいって下さい!
転職エージェントとは?
簡単に言うと転職市場で仲介を行っている人たちです。
日本では会社として存在していることが多いですが、個人事業主でやられている方もいらっしゃいます。
また求人を紹介するだけでなく色んなサービスをセットで提供しているエージェントが殆どです。
・履歴書の添削
・面接の練習
・アポイントの代行
・年収の交渉
本来はこれらのことを全て自分でやるのですが、働きながら同時並行でやるのは厳しいので非常に便利なサービスです。
現時点での主要な転職エージェントはこちらの通り。
マイナビエージェント
DODA
リクルートエージェント
パソナ
エンジャパン
求人数やエリアなどに差があるものの大きな違いは無いのでどれでも大丈夫です。
ただやはり担当者によってレベル感が違うので、複数社で相談することをお勧めします。
エージェントの使い方
ではエージェントの活用方法について解説していきます。
①自分のことを知ってもらう
まずエージェントには自分のことをとことん知ってもらいましょう。
仕事のことはもちろん学生時代に頑張ったことや趣味など、人間性が分かるレベルまで共有します。
求人だけなら自分でも探せますが、意外と自分の適性って難しいんですよね。
希望の職種は伝えてもらって大丈夫ですが、エージェントの方から「○○職も良いかもしれませんね」と自分では気づかない職種を紹介してもらえます。
最後は自分で決めるわけですが選択肢が少しでもある方が、今後のキャリアの参考になりますし転職活動自体が楽しくなりますよ。
「自分のことがよくわからない」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
エージェントに共有するのに十分な自己分析が完了します。
②求人を分析する
エージェントと面談を行うと求人を貰うことができます。
自分で求人を探してもエージェントから貰ってもどちらでも良いのですが、
エージェントに求人について詳しく聞いてください。
新卒と転職とで大きな違いとして「事前情報の量」が挙げられます。
新卒のときは会社説明会に参加することが殆どですが、転職の場合はいきなり面接からスタートです。
そうすると自分で企業について情報を集める必要があり、これが大変で骨の折れる作業です。
エージェントは企業とコミュニケーションを取っているので、求人に掲載しきれない細かい情報を持っています。
企業に対して興味を持ってエージェントに色々質問してみてください。
エージェントなので「これを聞いたら失礼かな?」とか思わなくて大丈夫です。
むしろエージェントもミスマッチングは避けたいので本音トークを望んでいます。
【質問例】
「全国展開しているようですが転勤はどれくらいの頻度なんでしょうか?」
「応募条件が営業経験3年以上となっているのですが、具体的にどんなスキルが求められているんでしょうか?」
企業について情報を得ることはもちろん、面接対策に活かすことも想定して積極的にエージェントに質問してみてくださいね。
③エージェントと仲良くなる
学校みたいな話ですがエージェントと仲良くなりましょう。
基本的にエージェントは日々色んな求職者を相手にしているわけです。
彼らもプロなので誰に対しても手を抜くことはありませんが、言っても人間なので好意的な人にはそれなりのサポートをします。
転職活動中は定期的にコンタクトを取って「一緒に活動する」ような雰囲気を作りましょう。
終わった面接の状況をメールで共有しフィードバックをもらう
面接の練習を定期的にお願いする
何社か受けてイマイチなときは、応募する企業を再度打ち合わせする
エージェントも仕事なので「求職者が複数のエージェントから紹介してもらっている」ことぐらいは察しているので、「あなたからの紹介を優先してますよ」という雰囲気を伝えられたら完璧です!
あと結構仲良くなってくると、エージェントから本音トークも聞き出せたりしますので^^
エージェントを活用しながら意識すること
しっかり自分のことを共有してエージェントと信頼関係を作れていれば、基本的には大きなトラブルは無いです。
ここからはエージェントを活用しながら意識して欲しいことをお伝えします。
それは転職活動を自分でコントロールするということです。
改めてエージェントのお仕事について解説します。
皆さんは当たり前のようにエージェントや求人サイトを使われていますが、こんな疑問はありませんか?
「これって無料なの?」
結論から言うと、エージェントも求人サイトも無料です。
では彼らはどこからお金を貰っているのでしょうか?
そうです、求人を出す企業からお金を貰っているのです。
つまり転職エージェントのお客さんは求職者ではなく企業なんです。
具体的な金額は分かりませんが、大体は「企業が提示した年収の30%」が転職エージェントの収益になります。
さらに求職者が転職したあとに早期で退職してしまった場合は、逆に転職エージェントが企業に収益の全てもしくは一部を返却します。
簡単に言うと「成果報酬」というやり方です。
転職エージェントの目的は「月に何件のマッチングを成立させるか」で、事務所や個人単位で毎月ノルマが組まれています。
某会社のエージェント曰はく、「ノルマが厳しくて辞めていく人が多い」という情報もあります。
そうすると求職者側に明確な意思表示がない限り、選考に進んでいる会社から内定が出たらエージェントは入社を勧めてきます。
求職者を騙そうというわけではなく、彼らの仕事としては当然の行為です。
そこで「じゃあここに決めるか」ではなく、しっかりと自分の意思で判断して欲しいです。
他の会社と比較したり、内定を頂いた会社に面談をして詳しいお話をしたりなど「ここに行こう!」と思える状態で決めてくださいね。
「内定をもらったけど、この会社で良いのかな?」と感じたら遠慮なく、「実際に一緒に働かせて頂く社員の方と面談させてもらえませんか?」と面談を依頼しましょう。
面接では人事担当者や役員が殆どなので、実際にあなたと一緒に働く上司や先輩ともお話をしておくことで入社後の仕事について明確にイメージすることが出来ます。
あと出来れば面談は企業に直接お願いするようにしてください。
エージェントに依頼すると「私が代わりに質問事項を伝えますのでメールで共有してください」みたいな形になるかもしれません。
やはり企業の社員と対面で直接お話する方が良いので、少し勇気が要りますが企業に直接連絡してくださいね。
ここから小話ですが、企業と直接やり取りが出来るということはエージェントを使わなくも良いという考え方になってきます。
冒頭でお話したように基本的にはエージェントを活用される方が多いですが、企業に直接応募される方もいらっしゃいます。
企業のホームページを辿ったら「応募はこちらから」みたいなページで、エージェントを使わず直接応募することが出来る企業が殆どです。
エージェントの仲介料が省略できるので年収交渉や待遇交渉がしやすいというメリットがありますので、転職経験者やスキルに自信のある方は直接応募というやり方を検討してみてください!
まとめ
昔に比べると気軽に転職できるようなサービスが沢山あって本当に良い世の中ですね^^
途中でざっくばらんなお話もしましたが、エージェントを上手く活用して自分の思い通りの転職を実現させてください!
引き続きビジネスや生き方に関する有益な情報をお届けしますので明日もよろしくお願いします!