「20代から脱サラして起業する」について改めて考えてみました。

皆さん、こんにちは!本田祐樹(@office_lia)です。

本日は「20代から脱サラして起業する」ことについてお話していきますね。

私の周りでは学生さんや20代の社会人で「起業願望」を持った方が何人か居て、個人的にはうれしい限りですし応援している最中です。

しかしながら一般的には「20代から起業するのは早い」という風潮がまだ残っており、起業したい当人も「20代から起業するのはリスクがあるのでは?」と考えていたりします。

起業して成功するのに年齢はそこまで関係ないと思っていますが、経営者である私自身の経験を振り返りながら改めて「20代から脱サラして起業する」ことについて考えてみたいと思います。


自分の起業までの経緯

私自身は20代で起業していないのですが、起業するまでの経緯みたいなものをご紹介させて頂きます。

①高校卒業して独り暮らしを開始。
一足早く社会人になったのですが、皆さんのようなサラリーマン生活ではありませんでした。
②24才~26才まで海外生活。
③帰国してから某社長のもとでカバン持ちを3年。
④28才で初めて正社員で就職。
⑤31才で独立

客観的に見てみると起業するまでずっと順調とは言えませんが、当時の私は常に必死でした。

特に③のカバン持ちについては私の意思で始めたのですが、月給4万円で激務の日常でしたので壮絶な期間でした。

31才で独立して4年の月日が経ち、自分の経験と照らし合わせて「20代で脱サラして起業する」ことについてメリットとデメリットに分けて考えてみます。


20代で脱サラして起業するメリット

20代で脱サラして起業するメリットとして大きくはこちらです。

①リスクが少ない
②早くから経験値を積める

まず①からです。
いきなりですが皆さんは「20代から脱サラして起業するのはリスクが大きい」と考えていませんか?

結論、20代のほうがリスクが小さいです。

私は31才で独立したときにはすでに今の奥さんと出会って一緒に生活していました。

奥さんは起業することに賛成してくれたうえ、難病にかかった私をサポートしてくれて今でも感謝し続けています。

とはいえ私も男なので「奥さんの分まで稼ぐ」という意思のもと、独立してからは毎日全力で頑張っていました。

しかし独立して最初の半年は売上0円で「自分のやりたいことよりも、お金が稼ぎやすいことにシフトしたほうが良いのではないか?」と考えるようになりました。

そんな時に奥さんは「あなたは自分のやりたいことだけやりなさい。お金は私が稼ぐから」と言ってくれたことで心が救われ、その後は年収1,000万円を達成することができました。

何が言いたいかというと、「年を重ねるごとに守るものが増えていく」ということです。

例えば25才で実家暮らしで独身だったら、もし起業で失敗しても大丈夫な状態だったりします。

もちろんお金は無くなりますが良くも悪くも1人なので、翌月からアルバイトでもして自分1人の生活費を稼げば何とかなります。

他にも色々ありますが、若い人ほど起業しやすい状態であることを改めて認識してください。

続いて②について、こちらも皆さんに質問です。
「起業するには会社や個人で勉強してからのほうが成功しやすいのでは?」というイメージがあったりしませんか?

個人の性格にも寄りますが、私は早くから起業しているほうが成功しやすいと思っています。

たぶん私の記事にたどり着いてくれた人は成長意欲の強い方だと思います。

昔の私もそうでした。
なので26才のときに知り合いの社長に直談判してカバン持ちの生活に飛び込みました。

詳しいお話は割愛しますが、結論からいうと全然成長していませんでした。

カバン持ちの経験時代は後悔していないのですが、今になって思うのは「自分で経験するのが一番の勉強になる」ということです。

つまり「やったもん勝ち」なわけで、早くから個人で稼ぐ活動をしているほうが長い目で見たときに成功しやすいと思います。


20代で脱サラして起業するデメリット

私は起業すること自体には賛成派なのですが、良い面ばかり語っても意味がないのでデメリットについても考えてみました。

①自己資金が少ない
②ブランディングが難しい

まず①ですが皆さんもご心配のとおり起業するには一定のお金が必要になります。

法人登記するだけでも最低25万円かかりますし、資本金も1円からOKなんですが信用度を考えると100万円くらいは突っ込みたい所です。

これでも昔に比べるとハードルが低いほうですが、学生さんや若い社会人には大金です。

まれに社会人5年目で年収1,000万円まで到達して独身なので貯金がすごいことになってる人がいますが、多くの人は貯金を毎月するだけでも必死なはずです。

平均的なサラリーマンの給料で起業資金を貯金で確保しようとすると長い年月がかかりますし、いきなりエンジェル投資家みたいな人からお金を調達するなんて無理ゲーですよね。

なので20代から起業する際にはお金の確保に苦労すると思います。

起業したての頃は昔の私のように最初から売上が立たないことも珍しくなくて、売上がたたないと資本金があっという間に減っていき一気に苦しくなります。

私の知り合いの経営者で「資本金50万円」で起業されて今も複数の事業を展開されている凄い方がいるのですが、おそらく相当の苦労をされたんだと思います。

「じゃあ20代で起業なんて無理ゲーじゃん」って思われるかもしれませんが、一番手っ取り早いのは家族にお金を借りるというものではないでしょうか?

さすがに家族で利子を付けられるということは無いでしょうし、何より頼るときの心理的ハードルは低いと思います。

話は逸れますが起業するときは出来るだけ周りの人に公言していったほうが良いですよ!

しっかり自分のビジョンを語って覚悟を見せれば、色んな形で周りの人たちが協力してくれます。

そういった意味で起業は準備段階から既に勝負が始まってるんですよね。

続いて②ですが、こちらは起業してから重要な要素になってきます。

私には起業した時から今もなお思い続けていることがあって、それは「自分にはスキルがない」ということです。

周り人たちは「本田さんは○○がすごい」とか言ってくれて有難いのですが、個人的には「自分にはスキルがない」と本気で思ってます。

じゃあなんで独立して4年間も続けてこれたのかと言うと、理念ベースで仕事をしているからだと思っています。

私の理念は「楽しいの笑顔を増やす」というもので言葉の由来は、自分のこれまでの人生から来ています。

今も続けているのですがお客さんやパートナーなど会う人会う人に、自分の人生と理念を話しています。

有難いことに私の人生や理念に共感してくれた方たちのおかげで、ここまで来れたと思っていてスキル云々ではないんです。

少し壮大な話に聞こえるかもしれませんが、一言でまとめると「ブランディング」になると思います。

ブランディングを因数分解すると「経験の数×希少な体験」だと思っていて、そうすると若い人だとブランディングのポイントは上がりにくい傾向にあると言えます。

会社にいるときは会社の看板で仕事ができますが、独立したら「自分の看板」で仕事をしないといけません。

そんなときに「ブランディング」というものが大きな役割を果たすわけで、学生さんや20代の方だと周りとブランディングで差別化を図るのが難しいのではないでしょうか?

でも諦めないでください!

どんな人でも必ず人生のドラマがあるはずですし、足りない分は圧倒的な行動力で補うことができます。

たとえ年齢を重ねていなくても、今この瞬間をガムシャラに行動していけば年上の人を抜かすことなんて簡単です。

この行動力については別の投稿で共有させて頂きますので少々お待ちを^^


まとめ

ここまで「20代で脱サラして起業する」ことについてメリットとデメリットで考えてきましたが、私個人としては20代から起業することをおすすめします^^

私だって最初のほうは不安が多かったですし今でも悩むことがありますが、心の底では「死ぬこと以外なんてことない」って思ってます。

もし仮に失敗したらまた就職してやり直せば良いだけですし、失敗した経験も必ず自分の財産になるので丸損することはないです。

あなたなら出来ますよ!

明日も引き続き皆さんの背中を押せるような情報を発信していきますので引き続きよろしくお願いします!









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