初めてオリジナル楽曲が購入されるまでにやった3つのこと
はじめまして。
本ページを開いてくださってありがとうございます。
Callico &(キャリコ)で音楽プロデューサーをしているLiaと申します。
Callico&はフリーランスアートディレクターと音楽プロデューサー2人のユニットで、映像制作と動画制作をメインにSNSでオリジナル楽曲のMVやカバーなどのアートワークを公開しています。
この記事では、私が初めて楽曲を購入していただくまでに、何をやっていたかについて書いています。
はじめに
このページを開いてくださった方は、作曲やオリジナル曲の販売にご興味を持たれている方が多いのではと思います。
私自身、作曲を始めてから半年で楽曲販売を開始し、7ヶ月目に初めて楽曲を購入していただき、以降、オリジナル曲の販売を続けております。
初めて曲を購入してもらうまで、色々な不安でいっぱいでした。
今でも曲の品質や内容に関する悩みは尽きませんが、最初は「そこ悩む?」という部分でもいっぱい悩んでしまっていたので、いっちばん大変だと思ってます。。。
「オリジナル曲を販売してみたい!」
「曲の販売をしてみたいけど、どうすればいいんだろう」
と思っている方が本ページを見てくださっていたら、少しでもお役に立てますと幸いです。
最初に結論から述べてしまうと、私が初めて楽曲を購入していただくまでに行ったことは3つです。
①ストック音源販売サイトへクリエイター登録
②売れている曲の特徴を分析し、楽曲制作
③販売したい曲を登録後、審査にクリアし販売開始
上記の3つについて、ひとつずつ詳しく書いていこうと思います。
①ストック音源販売サイトへクリエイター登録
作曲を始めた頃は、インスト音源(歌のない楽器だけで演奏される曲)しか作っていなかったため、インスト音源を販売できるサイトを探しました。
Audiostockというストック音源販売サイトが多くのクリエイターの方に利用されていたので、Audiostockにクリエイター登録(会員登録)をすることにしました。
自分が作った曲がCMに使われるかもしれない!と、
まだ曲登録すらしていないのに、テンションが上がってうはうはしていた記憶があります。
モチベーション維持のために大切なことですし、誰にでもチャンスがあるんだと希望が持てました。
こんな感じで販売用ページを持つことができます。
②売れている曲の特徴を分析し、楽曲制作
せっかく曲を販売するなら、売れたい・・・。
誰しも少しは思いますよね。私はすごく思いました。←
そこで、分からないなりにも、売れている曲はどんな特徴があるのか分析することにしました。
私の場合は以下のような流れで分析をしました。
・ランキングをチェックし、曲を視聴。
・ランクインしているクリエイターさんの曲を視聴。
・google先生で「Audiostock 曲 売れる」検索。
すでに記事を読んでくださっている方で「そんな事もうやってるわい!」という方がおりましたらスルーしてください。
Audiostockでは「人気作品」をチェックすることができます。過去7日間で人気の高かった楽曲がランキング形式で掲載されています。
ベタな方法であるのは分かっているのですが、色々な曲を聞いて耳を慣らす、特徴を見つけるということが大事だと思っていたので、この方法で分析してみました。
私なりの分析ですが、「売れている曲」には以下のような特徴があることがうっすら見えてきました。
・和風
・いい意味で当たり障りのない曲
・タイトルから曲の雰囲気を連想しやすい
1つ目の「和風」について、和風な曲だけが売れるということではないのですが、BGMを使う側の方が「探しやすい」「わかりやすい」という理由が要因の一つなのかなと思いました。
それから、この特徴は2020年夏頃に見えた特徴だったのですが、ちょうど東京オリンピックの前だったんです。
時事ネタのちょっと先を行くようなトレンドが人気なのかもしれないなと思いました。
2つ目の「いい意味で当たり障りのない曲」については、つまらない曲というわけではありません。
そうではなく、ユーザー側の気持ちに立った時に「使いやすい曲」を私なりに解釈した言葉です。
インストの場合、さまざまな活用シーンが考えられますが、BGMとして使用される場合は、メインの映像や会話を邪魔しない曲が求められることが多いかと思います。
当たり障りはないけれど、雰囲気を演出できる曲が人気の傾向があると思いました。
そして、3つ目の「タイトルから曲の雰囲気を連想しやすい」についてですが、これもユーザー側の気持ちに立った時にすぐに気づくことかと思います。
Audiostockではキーワードで曲が検索されます。
そして、ユーザーの皆さんが欲しいキーワードにあった曲が選ばれます。
せっかく曲ができても、ユーザーがわかりやすいキーワードを付けなければ検索でなかなかヒットしないかもしれないという、日本語が苦手な私にとってヘビーな課題がここで突きつけられたわけです。w (わたくし日本生まれ日本育ちです)
いい曲ができれば売れる!と思っておりましたが、「いい曲を作っても、見つけてもらわなければ意味がない」ということに気づきました。。。
③販売したい曲を登録後、審査にクリアし販売開始
②で自分なりに分析した内容をもとに、曲を作ってみました。
それが、こちらです。
No.974812 古代の森の中の神秘的なヒーリングループ
実際に動画に合わせると、こんな感じです。
ぜひ以下のリンクからインスタでご覧ください!
神秘的な感じになってます。
タイトルの主張が強いですが、曲の雰囲気を言語化できたかなと思います。
そして、この曲はゲーム音楽を想定して作ったため、繰り返し流しても違和感のないような曲にしています。
悩んで悩んでなんとかできた楽曲ですが、提出して終わりではないんです。
「審査」があります。
実際に商用でも使われる音楽ですので、品質は一定レベル以上でないと審査に落ちることがあります。
Audiostockの審査については、また別の記事で書きたいと思います。
無事審査をクリアすれば、めでたく販売開始です!
さいごに
楽曲の販売が開始されてから、最初の1週間は試聴状況をチェックしておりましたが、なかなかそううまくはいかないなぁと凹み、2ヶ月ほどは何もないまま、ひたすら曲を作り続けていた頃、ある日突然Audiostockから「作品が購入されました」との連絡が。↓
あまりにも突然だったので、変な声が出てしまいましたが、これが最初にオリジナル曲を購入してもらった時の状況です。
その時の視聴回数は100回もありませんでした。
それでもこの曲を気に入ってくださった方がいたことに、本当に本当に嬉しくて、ありがてぇなぁという気持ちでいっぱいになりました。
何もしないよりかはチャレンジしたほうが絶対にいいことが起きるんじゃないかと思っております。
少しでも音楽活動へのお役に立てたらこれほどに嬉しいことはありません。
長々とお付き合いをいただきありがとうございました。
今日も、良い1日になりますように。
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成長を見守っていただけるととっても嬉しいです!
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