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積読がある、という幸せ

私はその名の通り遅読家です。

「一万円選書」が届いてからの1ヶ月で
10冊のうち2冊しか読めていません。
(再読本を1冊読んだので月合計は3冊)

かたや、購入したのが8冊・・・

そう、増える一方なのです。

それでもめげずに積み続ける私。
だって、本が並んでる風景って幸せじゃないですか?


こちらの記事もどうぞ。
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本が好き

「私はこんな人」の記事中でも少し触れていますが、本を読むことだけではなく《本》そのものが好きです。
本がテーマのドラマや映画、ドキュメンタリー番組を観たり、web記事を読んだり、本棚や図書館の画像を眺めてうっとりしたり。
ねこ動画で癒されるのと同じように、本の存在を感じることで癒されています。

読むことも好き

まだ見ぬ作品への好奇心も強いです。

この半年ほどは書評・読書系コンテンツにお世話になっていて

1つは
鈴木保奈美さんがMCを務めるBSテレビ東京の書評番組
『あの本、読みました?』
ジャンル別ランキングや文学賞の予想、業界裏話など、マニアックな話題がてんこ盛りで、読書の新たな扉を開いてくれる番組です。

もう1つは
講談社の川端里恵さんがナビゲーターを務めるポッドキャスト
『真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜』
リスナーからのリクエストに対して、おすすめの一冊や心に響くフレーズを紹介してくれるのですが、穏やかな語り口にとても癒されます。

この2番組が特にお気に入りです。

どちらもすごく面白いので、紹介される本が気になっちゃうわけです。
で、つい「ポチ」っと・・・
本に関するweb記事も毎日読むので、そっちでも「ポチ」っと・・・

こんな具合で積読はどんどん増殖していきます。

積読を活かす

本を読まずに積んでおく行為に否定的な方々は多いです。
「今読まないなら今後も読まない」
「今読まないなら買う必要はない」
「今読まない本は手放すべき」
もちろん理解はできます。
本は読まれるべきものですから。

とはいえ、ここ数年感じているのは、世間の積読に対する見方が変わってきたのではないか、ということです。近頃、積読を推奨する意見が目立つようになった気がするのです。

とあるweb記事では

積読は知識欲の現れで「まだ読んでいない」という事実に相違はないが、それだけ多くを知りたいと思っていることの証明でもある。

また、本棚にしまい込まず目に付く場所に積んでおくことで、常に脳が刺激され、そこから新たなひらめきが生まれる。

そして重要なのは、本を死蔵化させないことだ。

というようなことが書いてありました。

ちなみに参考にさせていただいた記事はこちらです。
"積読" は解消の必要なし! 東大教授に学ぶ、"積読" ほんとうの価値。

積読のボリュームに尻込みして欲しい本をあきらめそうになったら、この記事を思い出して積む勇気をふり絞るようにしています。

いつか必ず読むから

「持ってるのを忘れて同じ本を買っちゃった」
よく聞く話ですが、私はそれをやらかしたことはありません。
蔵書のタイトルをすべて諳んじるのはさすがに無理ですが、表紙を見て自分の本棚にあるかないかは判断できます。

所有している本を把握していて、読みたい気持ちもある。
あとは優先順位とタイミングです。
自己啓発本や生活実用書は情報がどんどん古くなるので割と早めに読むのですが、小説は賞味期限がないのでタイミングが難しいです。
「いつか必ず読むから」と積読棚にそっと戻してしまいます。

「いつか」は来ないよ、と言われそうですが、私には来ます。

7月に読んだ本は、2年前に購入した本でした。
4月に読んだ本は、8年前に購入した本でした。

何年経っても、読みたい気持ちがゼロになることはありません。

積読を数えてみた

昨年から、積読の総額を計算してくれる読書管理サービス「積読ハウマッチ」に蔵書を記録しています。
ひとつひとつ登録するのは骨が折れましたが。
積読冊数117冊、総額148,750円・・・正直、もっとあるかと思ってました。

でも私の場合、読むペースより積むペースの方が速いですからね。
はたして、生きているうちに読み切れるでしょうか。

何かしらの対策を講じる必要はありそうです。

積読がある、という幸せ

積読が増えすぎて焦る気持ちもないわけではないのですが、「まだこんなに読める本がある」「次は何を読もうかな」と、わくわくの方が大きいです。

日々、たくさんの本が並んだ本棚を眺めてにんまりしています。

「知りたい」が詰まった本棚
「好き」が詰まった本棚

まだ知らない世界がたくさんあるって幸せです。
積読があるって幸せです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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